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『身代わり伯爵の婚前旅行 II 狙われた花嫁』清家 未森 

身代わり伯爵の婚前旅行  II狙われた花嫁 (角川ビーンズ文庫)身代わり伯爵の婚前旅行 II狙われた花嫁 (角川ビーンズ文庫)
(2012/01/31)
清家 未森

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『身代わり伯爵』シリーズ、婚前旅行編第2弾。
ついにアルテマリス入りしたミレーユとリヒャルトたちシアラン一行。
到着早々にジークの手荒い(?)歓迎をうけたミレーユは、花嫁・リディエンヌの介添え人である「薔薇の乙女」の大役を任されることに。
ところが結婚式に向けて華やぐ空気のなか、なんとシアランの国宝である蒼の宝石が、何者かに盗み出されてしまう。
ミレーユは大公の婚約者として慣れない環境でがんばる一方、リヒャルトに秘密で潜入調査に乗り出すことに。
しかし時を同じくして、花嫁を狙った陰謀も水面下で進んでいて……。


『身代わり伯爵』シリーズ、今年もお待ちかねの新刊♪
今回はアルテマリス王宮編再び、といったところでしょうか。
本屋さんで購入してきて、電車の中で読むのは最初の2頁くらいでぐっとこらえて(笑)、家に帰って、夜ひとりでじっくりにまにま楽しませていただきました。

(表紙、私的にはそろそろ、きちんとお姫さまの格好したミレーユをカラーイラストで拝みたいところなのですが…。まあそれはひとまず置いておきましょうか。笑。)

ああ、今回も本当、期待を裏切らない安定の面白さでした。主役ふたりのラブラブをメインに、色々と盛りだくさんでとっても良かった!
今回はシリアスな展開はいくぶん控えめで、いつもより気楽に笑えたかな。
相変わらず、読んでいていたるところで頬がゆるんできて仕方がなかったです。あちこちで吹き出したり。
前巻に引き続いて懐かしい面々がたくさん出てきて活躍してくれて、ミレーユたちと一緒に嬉しくなったり。
個人的にはかわいらしく魅力的な女の子キャラがたくさん出てきてくれて、仲良しでがんばってる彼女たちの姿が、読んでいて本当に楽しくて満足でした。
今回は特にセシリアさまにスポットが当たっていて、良かったなあ。


ではでは、以下にネタばれの感想を思いつくままに語っていこうかと思います~。

序盤から、ジャック団長、うわあそうきますか!みたいな。
思いもかけなかった彼の恋のはじまりに、かなりきゅんとして盛り上がっちゃいました(笑)。
(というか、私はけっこうひどくって。実を言いますと、本編の半分あたりまで、このふたりけっこうお似合いだよ、彼の新しい恋が叶うと良いな!とジャック団長を真剣に応援して読んでいたのです…。パパさんの存在をすっかり忘れていた!思い出したときには青ざめました。す、すみませんエドゥアルトさま…。そして同時に団長の恋の不毛さに気づいて涙が。苦笑。)

まずは何より楽しみにしていた、ミレーユとリヒャルトのラブラブ(笑)。
今回はですね、人目も気にせずラブラブしているふたりの姿に、アルテマリスの面々が唖然としている様子が、読んでいてもう面白すぎて!(大笑)
確かにアルテマリスにいたころのふたりの姿しか知らない人たちにとってみたら、ぽかーん、とする他ないでしょうね……。
そして同時に、感慨深いでしょうね。いえ、泣くのも分かりますよ。あんなに天然同士でにぶかったふたりがねえ…(笑)。
いやはや、リヒャルトの甘ーい台詞は相変わらず心ときめいて仕方がありません…。楽しすぎ。

リヒャルトのために、盗まれてしまった宝石を秘密に探し始めるミレーユ。
ああ、すれ違いですね……。でも今回のすれ違いはそこまで深刻な事態になる前に解決してくれて、何よりです。
秘密を共有してくれたアンジェリカたちの協力も心強かったですしね!シーカさま、ソフィーさまに一体何をしたの…(笑)。
そして今回特にときめいたのが、過労で熱を出して倒れたミレーユと、彼女を看病するリヒャルトのシーンでした!
いつになく甘えかかってわがままを言うミレーユの破壊力が半端ありません……これはちょっとリヒャルトが気の毒、かもしれない(苦笑)。
「だめよ、今夜はあたしのものでいてもらうわ」(222頁)……なんという殺し文句。
挿絵もミレーユの表情が色っぽくて、リヒャルトの表情も優しげで、心ときめくいいものでした。
ミレーユ、本当にどんどんきれいになっていくなあ。にこにこ。
髪の長さが個人的に良かったです(笑)。

アルテマリスの懐かしい面々、まずはジークとリディエンヌさま。
ついに結婚式、なんですねえ。シリーズを最初から読んできた身としては、感慨深いです。結婚式のシーンの描写も素敵でじーんとしました。ふたりともお幸せそうで何より。
相変わらずふたりしてハーレムを夢見ているところも相変わらずで何より(笑)。
ジークって読むごとにしみじみいいひとだなあ…。
できれば結婚式のシーンのイラストがひとつ欲しかったなと思ってしまいました。花嫁さんはもちろん、薔薇の乙女をしているミレーユたちも見たかったー(笑)。

そして今回は、何と言ってもセシリアさまのシーンが充実していて、これまで気がかりだった色々なこともしっかり読むことができて、満足です。
まずはリヒャルトと兄妹としての再会のシーン。ストレートにうるっときました…。うう、ふたりとも本当に良かったですよ(泣)!
あと、エルミアーナさまとセシリアさまが仲良しになるシーンもとてもお気に入り。
エルさま、もしかしてセシリアさまに何か気づいたものがあったのかもですね…なんにせよ言葉にはせず、姉妹の誓いを結びましょうよ、とセシリアさまに提案するエルさまが素敵すぎて、新しく気持ちの上で絆を結んだ二人の姿に、これまたうるっときました。
そしてエルさまとヴィルフリートさまって、考えてみればお似合いなふたりじゃないでしょうか、とか。ヴィルフリートさまお元気かしら。

そしてセシリアさまとフレッドの関係も、今回進展があったような。セシリアさま、ああよかったね…と読んでいてしみじみ嬉しくなりました。
フレッドに危ない場面で利用されても、怖がると言うより彼の有能さに改めて心ときめいているセシリアさまがいじらしくておかわいらしくって。
普通にフレッドにお帰りなさいとあいさつできたセシリアさまもよかった…かわいかったです!
そしてそんなセシリアさまにショックを受けているフレッドがね!おかしくって!(大笑)

きらきら腹黒の切れ者王子さま(笑)のフレッドもまた健在で、読んでいて楽しかったです。
ゲイルのシーンとか、今回も私もだまされかけてました……というか、ゲイル、去り際が意外と清々しくて良かったです(笑)。
そしてユーシスが無事でよかった~!
アンジェリカが喜ぶシーンを提供するのも良いけれど(笑)、ユーシスとアンジェリカのふたりの仲の進展を、個人的には期待したいのですが…駄目でしょうか。
(そういえば129頁のミレーユとアンジェリカのふたりの挿絵が何気にお気に入りです。アンジェリカ、改めて見てみると美人さんです~!)

あとは、筋肉同士で友情が芽生えたシーンとか、笑いました。
カインの猫と戦っておられるシルフレイアさまも、が、がんばってくださいー!
リゼランドのひとたちもなんだか謎につつまれていて、気になるのです。女王陛下、話題にはよくのぼるのにご本人はいつまで経っても出てこなくて、やきもきします(笑)。

それにしても最後まで気になったのがフィデリオさま。
今回も読み込むごとに、はたしてミレーユとリヒャルトの敵なのか味方なのか、ますます良く分からない…(苦笑)。ミレーユへの気持ちもなんだかもやもやと。
彼の家庭事情は、私が思う以上に複雑なものがあるんでしょうね、きっと。
最後のあやしげな男との会話とか、前巻にもちらっと出てきた謎の少年とのつながりとか、今後も気になる要素満載のお方です。

そう、今回の敵の動きはそこまで派手じゃなかったけれど、不穏さにかわりはなくて。
『誓約』辺りでミレーユにかけられた魔術、そういえば、あれで解決したことになったのかな?と読んでてちらっと疑問だった覚えがあるんですが、やっぱりまだ何かあったのね!
魔術のことはリヒャルトにもどうしようもないでしょうし、特にちょっと気がかりですよね…。

敵と言えば、今回出てきたフェザール伯爵、実は私、けっこうあやしいひとだと思っていたのですが…結局味方だったみたいですね(笑)。
ソフィーさま共々今後はミレーユの味方になってくれるということで、それは心強いかな!

あと全然関係ないけれど、シアランのお菓子が美味しそうです(笑)。


婚前旅行編、もう少し続くと言うことで、次回の新刊も楽しみに待っています~♪

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カテゴリ: ビーンズ文庫

タグ: 清家未森 

この記事に対するコメント

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 |  #
2012/02/06 18:03 * 編集 *

Re: タイトルなし

>コメントありがとうございます。

どうもこんばんは♪いつもコメント書きにいらしてくださって、私は嬉しいです~ありがとうございます!

『身代わり伯爵』、新刊読まれたのですね!
ですよねえ、本当、人前では読めませんよね(笑)。
(とか言って、実は毎回のように電車の中で待ちきれずにうっかり読み始めて、不審者になりかけてやむなく頁を閉じる…なんてことを懲りずにやってる私ですが。苦笑。)

国を超えた筋肉の友情、私も大笑いでした!
イラストがまた光ってましたよねえ…。ねぎし先生のイラストは多彩だなあと思います(笑)。美しいところは本当に美しいのに…。
ミレーユのパンって本当、最強の兵器ですね(笑)。

フィデリオさま、やっぱり気になりますよね~。
ですよね、私も、彼は常にどこかにくめなくて割と好きなキャラなので、できればいいひとであってほしいですが…。
アドリエンヌさまも、まだまだ何かありそうですよねえ。
確かにあの反応は意味深過ぎる…!(笑)

ですよね!そのふたつのミレーユのイラストかわいかったですよね!
髪の長さ、普段分からないだけに、彼女がいつも見せない甘え顔と合わさってよけいにどきどきしました…。
ミレーユのイラストに艶っぽさというか色気を感じる日がこようとは、シリーズ初期のころから考えると感慨深いです。しみじみ。

わあ、最後までありがたいお言葉をいただけて、また嬉しくなっちゃいました、本当にありがとうございます♪
こんなブログでよければこれからもちまちまと書いていきますので、またお時間のあるときに、よろしくお願いしますね♪

URL | fallclover #SvKcs0as
2012/02/07 20:51 * 編集 *

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