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『宝石箱のひみつの鍵 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー』 青木 祐子 

宝石箱のひみつの鍵 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ)宝石箱のひみつの鍵 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ)
(2012/06/30)
青木 祐子

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ヴィクトリアン・ローズ・テーラー』シリーズ、28冊目。シリーズ6作目の短編集。
クリスとシャーロックの新婚生活一年目のエピソード『一年目の宝石箱』、アディルとジャレッド、アイリスにスポットが当たった物語『灰と青のマズルカ』、イギリスの詩人・ワーズワースの物語『鏡の家の恋人』、あきさん作の雑誌のふろく漫画『恋のドレスと湖の王子様』――小説3編&まんが1編収録。
最終巻のあと、カーテンコールということで。


私の大好きな大好きな『ヴィクトリアン・ローズ・テーラー』シリーズ、完結後の、待ってましたの夢の短編集!!
このシリーズのお話らしいなんとも素敵なタイトルで、発売前から期待いっぱい、とても楽しみにしていました。
これで本当の本当にシリーズ最後なのかもしれない…多分あとから寂しい気持ちがこみ上げてくるのでしょうが、今のところの私は、この短編集の世界にどっぷりひたっていて、幸せいっぱいで満ち足りています。

私は後半の『鏡の家の恋人』とまんが『恋のドレスと湖の王子様』のふたつは雑誌の方ですでに読んでいたので、最初の書き下ろしのふたつのお話を、まずは、とても楽しませていただきました。
特に『一年目の宝石箱』の幸せ感が半端ないです。このところちょっと私にしては忙しい生活を送っているのですが、空き時間等に読み返してひたるだけで、たまらなく幸せで癒されます(笑)。
アディルさまのエピソードも、読むことができて、本当に良かった!!

ではでは、追記以下、ネタばれありのいつもの語り感想です~。
前半ふたつの感想はかなり語ってて長いです。私はクリスの味方です(笑)。


まずは表紙、皆仲良しでにぎやかで楽しそうで、いいですね~♪明るい色のチェック柄がかわいい。
『あなたに眠る花の香』の表紙のリルちゃんも含めて、これでシリーズの主要メンバー、全員表紙を飾ることができたのかな?特にアントニー初表紙に、これまでの彼の頑張りを思って涙ぐみそうになりました(笑)。
やっぱり手を取り合っているクリスとシャーロックのふたりがいちばん好きです。寄り添うふたりの距離が自然で、すごく、パートナーという感じがします。
パメラとイアン先生も、楽しそうな表情で、良い感じです。
シャーロックが持っている青紫色の花束が、ここにはいないあのひとの存在を、暗示しているような、そんな気も。

ところで、イアン先生の頭の上にちょんと載っている小さな黒いリボン?は、なんなのでしょう……?ネット上で今のところどなたも書かれていないので、もしかして私の本にしかついてないのかとも思いましたが……やっぱりついてるよね?皆でリボンおそろいということなのかな?ささいなことすぎますが、気になって仕方がないです…笑

新しい登場人物紹介やこれまでのストーリー、私はいつもさらっと斜め読みしているのですが(ファンなので暗記しています。笑)、アントニーの人物紹介になんだかとても切なくなりました……。過去形って。


さて、個別に感想を語っていきますね。
『一年目の宝石箱』
クリスとシャーリー、結婚後一年目の小エピソード。
扉絵のふたりが素敵すぎます♪シャーロックの衣装を整えるクリス、かわいい!表情や仕草や、奥さん、という感じがよく出ていて、頬が思わずゆるみました。
頁を開いて、クリスが妻で、シャーロックが夫……うわあ、本当に夫婦になったんだなあこのふたり!最初の2~3頁だけでもだえました(笑)。こそばゆいというか、甘々というか、……色々混じりあって、うーん、とにかく読んでいて幸せすぎます!!
あまりにも幸せなので、もしかしてシャーロックの願望の夢の中のお話とかじゃないでしょうね……と一瞬疑いましたが、きちんと現実でした、よかったよかった。
相変わらずのみつあみに仕事着の姿でも、クリスが本当に妻らしい落ち着いた愛情で夫を包み込んでいる感じが伝わってきて、変わったなあ……すごく良かったです。
ラブラブなシーンでこそ一層際立つ青木先生の文章の美しさはさすがです。

さてこのお話、予想外に、最初から最後までシャーロック視点のお話。これはもう、突っ込みどころ満載、決定(笑)。
全英みつあみほどき選手権……思いっきり吹き出してしまいました。スポーツが得意なシャーロックらしいと言えなくもないか……そうか?

うーん、シャーロックはなんというか、扱いづらい旦那さまだなあと(笑)。
実際にこうして結婚できても、まあ予想通り、相変わらずクリスにベタ惚れで。奥さんの愛情は承知していても、結局いつまでたっても、心配で心配で仕方ないんですね(笑)。
大人気なさすぎるシャーリーに大笑いしつつ、ますます愛しさでいっぱいになったのでした♪
そんなシャーロックの上手いあしらい方(笑)を、いつの間にか着実に身につけつつあるクリスが、また素敵でした。
不機嫌になりかけのシャーロックに、メニューはローストチキンだった、と付け加えるところとか。
13~14頁の一連のやりとりとか。シャーロック、それでいいんだ(笑)。

「今日は許して、シャーリー」
クリスは言いながら、軽いくちづけを返した。珍しい。
「まあ、いいよ……俺を好きか?」 (13頁)


ベルナール夫妻のお話は、真相が分かってみると……、なんだか、クリスがかわいそうだよー。
自分の夫に好意を抱いている女性がいたら複雑なのに決まってるのに、でもお客さんの助けになりたくて悩んでるのに、肝心の旦那さんは見当違いの嫉妬してるしさ…。
シャーロック、もうすこし奥さんのことを上手く思いやってあげようよ!と思わず言いたくなってしまったのでした。やれやれ…。
シャーロックがベルナール卿、(自分と似ていて)クリスのタイプかもしれないと心穏やかでいられなかったの、そっくりそのまま、クリスも思ってたんでしょうね。地味な女性のアンナさまは自分と似ていて、シャーロックのタイプかもしれない、みたいな。
相変わらずシャーロック視点からだと爆笑するだけなのに、クリス視点からだとクリスに真剣に同情してしまう私。

誰が見てもあからさまにしょっちゅうカリカリしているシャーリーでも、クリスはけして怒らずに(←すごいと思います)、常に夫を上手く包み込んでいて、わああ、奥さんだなあ……と実感できて、とてもとても幸せでした。クリス視点が出てこないので想像ですが、クリスもやっぱりシャーロックにべた惚れなのでしょう。
シャーリーの帰りが遅くても笑顔で出迎えるクリスがいい奥さんすぎる!(シャーリーはこのへんの気遣いが足りない気がする…)
43頁あたりの、シリーズ一巻目の昔のことを思い出しつつの会話、とても好きです。あの頃のふたりが、まさか本当にこんなラブラブ夫婦になるとは……。もうほんとうに感慨深いです。
夫に素直に甘えるクリスが可愛すぎます。シャーロックが羨ましくてしかたがない……(←

誰が見ても美女になったらしいクリスがいまだに褒められ慣れていないのは、性格もあるだろうけど、シャーロックが彼女を他の男性の目になるべく触れさせないように、大人気なく遠ざけているからなんだろうな……とか。
男性のお客さんに冷たくしないで、と結婚後すぐに言われた、ということは、結婚後すぐに大人げないことやっちゃったんだろうなーシャーリー、とか。
レストランでメニューを選ぶ際に、クリスの好物も気づかえる様になったあたりは、成長したなあ、とか。(そしてローストビーフのオチにまた笑っちゃいました……)
そもそもレストランで食事をしようと誘いだしたのは、ベルナール卿にクラブで言われたことを、シャーリーなりにあとから気にしてのことだったのかなあ、とか。(アントニーが助言したのかもしれませんね。)
……何度も読み返して深読みしていろいろ想像してるときりがなくて楽しすぎます。

あれですね、シャーロックは、アンナさまのように、遠くから憧れの王子様としてこっそりときめいて恋しているくらいが、いちばん素敵なんじゃないかなあ、と思いました。
実際にお付き合いして暮らしていくには、クリスくらいに寛容で優しい女性じゃないと、絶対に無理だ……。

ビアードとコーネリアがちらりと登場して、嬉しかったり。
こんなところまで手助けにきてくれるコーネリアさま、やっぱりお優しい!内心シャーリーにはあきれ返っているんでしょうけど(笑)。
モアティエ公爵家、今はアップルとブライアンの結婚問題でもめているところなのかなあ……とあくまで勝手に想像してました。アップルとドロシア様、仲良くなったのね。アップルが幸せなら問題ないです。
コーネリアは、妹が自分の結婚のために必死で頑張ってくれたから、今度は妹のために、頑張ってくれてるんでしょうか。アップルとブライアンもなかなか難しい身分差カップルだからな……。
確かにクリスが間に入ったら上手く解決しそう、でもそれをクリスとの時間を減らしたくないばっかりに断ろうとしたシャーロックの心の狭さに大笑い。友人というか恩人一家の頼みでしょうが!(笑)

パメラとイアン先生、赤ちゃんのこともちらりと書かれていて、これも嬉しかった。幸せそうですね!
クリスとパメラとコーネリア、若奥さま同士の会話もちょっと読んでみたかったです。それぞれの旦那さんのお話で盛り上がってるところを、ぜひ!
あと、アントニーもますます頼り甲斐のある従僕(秘書?)で。あきさんのあとがき漫画のアントニーの表情が非常につぼにはまりました(笑)。

それにしても、シャーロックはこんなにクリス大好きでずっとクリスのことばっかり考えているのに、なんで結婚記念日は忘れるかなー!!
男の人ってこんなものなのかなあ、と思いつつ、アントニーはきちんと覚えているんですよね……(笑)。
この辺りをからめての、お話の最後の宝石箱云々の文章も、いかにもこのシリーズらしくてほどよい現実感があって、お気に入りでした。
たしかにこのふたり、将来また色々な問題を乗り越えて行かなければいけないんでしょうけれど、こんな感じで、親しい人の助けもときに借りつつ、乗り越えていってほしいなあ、そう応援せずにはいられません。


『灰と青のマズルカ』
タイトルだけで、誰と誰のお話なのかが想像できてしまう。素敵ですね。マズルカ。こみ上げてくるものがあります。
本編最終巻でちらりと出てきたアディルさまのお相手のエピソード、こういうかたちでこうして読むことができて、本当に良かったです。
クリスとはまた違う美質をもった、最高の淑女の彼女には、本当の本当に、幸せになってほしかったから。
ラストの余韻を味わった後、安心して、涙ぐみそうになりました。

ユークリッドさま、なかなか素敵なお方じゃないですか。描写はさほど多くありませんでしたが、私はとても好きです。
彼の事情は、甘いだけのロマンスを彼に許さないのだけれど……、それでも彼は、本当にアディルさまを愛してる、んですよね。
アディルさまのこれまでの生き方に、王子が求めるものがぴたりとはまった感じで、この上本物の愛情があるならば、きっとふたり、大丈夫なんじゃないか、と。
アディルさまを泣かせてあげた場面と、お話の最後、「ぼくにとっては、あなたの過去など問題じゃないのです」……「だけど、今日からは許さないよ」の台詞が、特にお気に入り。
大人の優しさというか、懐深さを感じます。おだやかだけれどたしかに感じる情熱的なところもいいな。

ユークリッドが、クリスが作ったもめんのドレスを着たアディルに最初に恋した、というのも、良かった。
ここにきてもやっぱりクリスのドレスは恋のドレスでした!素晴らしい。

アディルさまに変わらず忠実なブリジットも好きでした。彼女の手紙のお相手は、あの方……ですよねきっと!(青木先生のブログの断片より)

ジャレッドと、あと予想外にアイリスのお話も深く踏み込んで読むことができて、これも良かったです。
相変わらず、読めば読むほど難しい男、ジャレッド……。ユークリッドをめぐる銃の事件、車のことであやしげな動きをしていたし、犯人はもしやジャレッド……?と、途中まですっかりだまされて、真剣にはらはら緊張してしまいました。青木先生は、こういうお話がお上手だなあと。ため息。

アディルさまもでしたが、アイリスも、ジャレッドに振り回される姿になんだかだんだん同情してきてしまい、彼女への好感度がちょっとだけ上がってきたかも(笑)。
ジャレッドとアイリス、ふたりなりに幸せになってほしいなあ、そう自然に思います。
そしてアイリス、言われてみれば確かに、案外いいお母さんになりそうだなと思いました(笑)。あんな妹でもずっと献身的に愛していたからね…。母性はありそうな。料理も上手らしいですし。
こんな感じでずっと一緒にいれば、なんだかんだでジャレッドとアイリスとオシアン、まともな家族っぽくなりそうな予感(笑)。


「なにがわかったっていうんですか、アディル嬢」
「とても大切なことよ、ユークリッドさま」
ユークリッドは運転しながらアディルに目をやり、つられたようにほほえんだ。
「なんですか。誰にも言いませんよ」
「あのふたりは――クリスとシャーロックさまは、恋に落ちたんだってことですわ」 (92頁)

――クリスとシャーロックについて語る、アディルさまのこの台詞が、なんだかとても好きなのです。
本当にいっぱいいっぱい考えたんだろうなあ、アディルさま。笑顔になりつつ、ほろっときました。


ところで、ここにきて、『霧の街のミルカ』シリーズとのつながりがうっすら見えてきた感が?色々分かって今回楽しかったです。
頭の中で考えているだけではややこしいので、とりあえず、私的にメモしてみます。
青木先生のブログに書かれていた覚えがあることもヒントにしつつ。
ミルカシリーズ、実は一巻目が部屋の中で行方不明になってしまったので(汗)、二巻目と三巻目を参考に。間違ったこと書いてたらごめんなさい。

・オシアン・ジュニア・マクラウド(ミルカの登場人物、ロンドンのマクラウド事務所の所長)……オシアン・ジュニアということは、このお話に出てきた女の子のオシアンの子どもかな?マクラウドは、ジャレッドのソーンダイク事務所のマーロンの姓だから(『花ひらく淑女』より)、もしかするとマーロンとセシリアの子どもがオシアンと結婚して生まれたのが、ミルカシリーズのオシアン?よくわからないのですが、違うにしても、なんらかの関係はあるよね?
・ミルカの正式な名前は、ミスタルカ・セラフィーナ……ジャレッドの母親の名前がレンフルーシア・セラフィーナということは、ふたりは親戚だよね?モンクオーフの王家の出身。
・スティーブン・ヘイワース……クラウドさん(クラウディオ・ヘイワース)の未来の親戚ですよね。

ミルカシリーズをひさしぶりにぱらぱらめくっていたら、オシアンはなんだかジャレッドとイメージ的に重なる部分が多い、謎の男でした(笑)。


『鏡の家の恋人』
ヴィクロテとは直接関係のない短編。イギリスの有名な詩人・ウィリアム・ワーズワースのお話。
語り手はワーズワースの妻・メアリー・ハッチンソン。
メアリーはどちらかというと語り手寄りというか傍観者というか……ウィリアムの妹・ドロシーの存在がとても大きくて印象的でした。
最後のシーンの、愛すべきウィリアムをはさんでのドロシーとメアリーの友情が、好きというか、うーん……とにかく、心に残りました。
ドロシーは、ウィリアムは、幸せだったのかなあ、このかたちで。
ひとつめのお話のベルナール卿のフランス風味の恋愛観を頭においてこのお話を読んでいると、雑誌で読んでいたときは正直共感できなかったアネット、フランス娘の彼女の人生に、わりと共感できるようになった気が。
まあ、正直に言うと、どのキャラクターに感情移入するのもちょっと難しいお話だったかな……(苦笑)。

少女小説は、お約束の幸せなハッピーエンドがやっぱりいちばん好きですが、たまにはこういう複雑というかちょっとダークなお話も、読みたいときがあるよね。(長編だとちょっと辛いので短編で。)そんな感じでした。
青木先生の流れるような美しい文章で、淡々とおだやかに描かれる物語、いつもと違う題材の物語を読むのもたまにはいいなあ。
人間臭いワーズワースのお話、ただただ敷居が高い詩人というイメージがあった彼を、ちょっと身近に感じて興味が出てきたかな。

ワーズワースといえば、『恋のドレスと秘密の鏡』の最初のクリスとシャーロックの森の中のデートをどうしても思い出します。
あそこのふたりの会話、好きなんですよねえ。「文字が時間を切り取っているようで」……クリスの言葉がお気に入り。


『恋のドレスと湖の王子様』
雑誌掲載時の感想→こちら
この時点から、「早く謝らないと!」アントニーの台詞が全く同じですね!
ひとつ目のお話に至るまで、この主従はいったい何度同じやりとりをしてきたのか……想像するとまた笑えます。

『恋のドレスと湖の王子様』がふろくとしてついていた雑誌に載っていたランベスのお城でのエピソード『I'm sorry my love』の方は、文庫収録なかったですね。
あのお話、大好きだったんだけどな。


脇役キャラの番外編エピソード、パメラの話もアディルの話も、期待以上の素晴らしいお話だったので……他のキャラクターのお話を読めなかったのが、とても残念で仕方がないです。
あのひともあのひともあのひとも……(きりがない)、読みたかったよー!皆、しあわせになれたのかなあ?
で、青木先生の今回のあとがきを読んでいると、ヴィクロテとその周辺のお話、もしかすると今後も読める機会があるかもしれない……と解釈しても、いいんでしょうか?ね!
雑誌の短編とかもうなんでもいいので、読みたいです!読める機会があれば、何があろうと絶対読みます!(笑)

とりあえず、帯にもついていたコバルト文庫の夏のキャンペーンは、応募せずにはいられない感じで(笑)。
私の場合、読んでいる他のシリーズも考えるとわりと簡単に集めて応募できそうです。


カーテンコールの短編集に至るまで、いつもどおりの長々しい感想(笑)、ここまでお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました♪
このシリーズを通じて、シリーズのファンの皆さまと感想を共有しあえる機会を持つことができたことが、私にとって、言葉に尽くせないほどの幸せでした。
前も書きましたが、私がこのシリーズをどんなに好きで好きで愛しているかが、かけらでも皆さまに伝わっているようなら、十二分に満足です。

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カテゴリ: 『ヴィクトリアン・ローズ・テーラー』シリーズ

タグ: ヴィクトリアン・ローズ・テーラー  青木祐子 

この記事に対するコメント

こんばんわ。

以前に誕生日が同じだとコメントに来た者です。


やっとこの前ヴィクロテ最終巻を買いましたので、コメントに参りました。


私も語りたい事はありますが、とりあえず今回の作品の中で気になったのからコメントを先にさせて下さい。


ワーズワースのお話はもう何だか複雑な上に、ヴィクロテとは毛色の違った艶のあるお話だったように思います。


私は、青木先生の作品はヴィクロテしか知らないのですがこういうタッチでもお話を書かれるのかと感じました。


ドロシーは、良く妹に依存していたウィリアムをあそこまで愛せたものだと感じました…。


彼の妹の愛は、自分よりも強く妹も彼を愛し…。そんな中良くドロシーは2人の間に入って良くウィリアムと結婚できたなと感じたものです。


妹は、本当に兄が幸せならそれで良かったのかなと後年のメアリーの描写を読んでいくとそう感じました。


…本当は、兄と自分の2人で幸せになりたかったのではないかと思えるくらいでした。


それを考えると切ない気もいたしますね。


あと、ウィリアムは妹が死んで詩を書かなくなった経緯をみていくと彼も妹を会いしていたのではないかと思えてならなかったですね(´・_・`)


そんな切ない兄弟愛(恋愛?)とそれを見つめていたドロシーが切なくてたまらなかったですね…。


…少し歯切れの悪さを感じる作品でしたが、私は好きでした。



お久しぶりに来たのに、長々とネタバレしまくった感想を書いてすいません。


また後の二編の短編と漫画について語りに越させて頂きます。


それでは一旦失礼します。

URL | 縁/ゆかり #-
2012/09/09 22:40 * 編集 *

Re: こんばんわ。

>縁/ゆかりさん
コメントありがとうございます。

どうも、こんばんは~♪再びのコメント、とっても嬉しいです、ありがとうございます!!
それにしても誕生日が同じだったのは、びっくり嬉しい偶然でしたね……(笑)。

さて縁さんも、最終巻『宝石箱のひみつの鍵』、ついに読まれたのですね!
確かにワーズワースのお話、普段の青木先生のお話とは毛色が違うお話でしたよね。
私も雑誌ではじめて読んだときは、ちょっとびっくりしました(笑)。

妹さんとお兄さんのふたりがお互いに交わす想いは……、私も読んでいて、いくらでも深読みできるなあ、複雑で切ないなあと思いました。
確かに、兄妹愛以上の感情が、あったんだろうな……と私も感じました。
それをずっと見つめていたメアリーも切ないですよね…。
私がいちばん切ないなと思ったのは、妹をなくして詩を書けなくなってしまったウィリアムの姿でした。
メアリーとドロシーのふたりは、なんだかんだ言って、あのスタイルで、それなりに幸福な人生だったような印象も受けました(笑)。上手く説明できないのですが。
というか、メアリーとドロシーの友情がけっこう好きみたいなのです、私。
仰るとおり、歯切れの悪さもありながら、不思議と心に残るいいお話でしたよね。

長文とかそんなにお気になさらず、このシリーズ(最終巻かな?)の好き語り、じゃんじゃん書いちゃってくださいね~。
このシリーズが未だに本当に大好きで、いつも誰かと語りたくて仕方ない私なので、大歓迎です!(笑)

URL | fallclover #SvKcs0as
2012/09/11 20:30 * 編集 *

こんにちは。

「ひみつの鍵」の表紙のイアン先生のリボン、私も気になりました。
それぞれのお話の表紙にもリボンがついているので、表紙のイアン先生の頭についているのも、ただの飾りなのかな~?って思ったけど、何で頭の上があるの?って思っちゃいますよね(笑)
イアン先生のことだから、本当にリボンを頭につけていたりして。
表紙のちょっと不機嫌そうなシャーリーの表情にキュンとなってしまいました。

ベルナール卿も失礼ですよね~。
クリスは結婚しているというのに、そんなお願い事をクリスにするなんて。
全英みつあみほどき選手権、私も吹き出してしまいました。
シャーリー、面白すぎですよね。
結婚してもラブラブなところがキュンとしました。
アントニーも幸せになってほしいですね。
薔薇色に新しく入った店員さんとアントニーがいい感じなのかな?とも思ってしまったんですが・・・。
ロンドンの薔薇色、大きくなったんですね。
でも前の薔薇色のお店のほうが、クリス&パメラとお客さんの距離感が近くて、落ち着けて好きだったかな。
リルちゃんやエドたちでわいわいしてた頃の薔薇色が好きでした。

オシアンって女性だったの?とびっくりしてしまったんですが、fallcloverさんの記事を読んで納得しました。
実はミルカに出てくるオシアン、あまり好きじゃなかった・・・。
なぞめいた人でしたよね。

私も「灰と青のマズルカ」を読んで、少しアイリスの好感度が上がりましたよ。
でもジャレッドは相変わらず何考えているのか分からなかったですね。
多分、いい人だとは思うんだけど・・・。

fallcloverさんのブログを読んで、私も小学生以来読んでない「赤毛のアン」を読みたいな~と思い、図書館へ行ったんです。
本が倉庫にあるらしく、係員の人に取りに行ってもらったんですが、1980年の本でした。
本も古くて今回は借りなかったんですけど、機会があれば読みたいな~って思っています。
赤毛のアンのかわりに、今は「天山の巫女ソニン」を借りてきました。
これもfallcloverさんのブログがキッカケで借りました。

それでは、また。
寒いですが、お体気をつけてくださいね!
三重県も雪積もったんですね。(三重県北部と南部って、かなり気温が違いますよね?)
私が住んでいるところも、この前雪が降って、寒かったです・・・。

URL | miho #mQop/nM.
2012/12/13 18:44 * 編集 *

Re: タイトルなし

>mihoさん
コメントありがとうございます。

こんばんは~♪いつも嬉しいコメントを、どうもありがとうございます!!
そしてまた返信おまたせしております……。

イアン先生のおリボン、気になりますよね~!
私の周りでイアン先生のリボンを気にしてらっしゃる方があまりいなかったので、mihoさんに同意していただいて、嬉しくなりました!(笑)本当にどうしてあんなところに…。
ちょっと不機嫌そうなシャーリーも、きゅんきゅんでしたよね♪
クリスが皆と仲良しなのが微妙に気に喰わないんだろうな……どこまで心がせまいのか……(笑)。

そう、やっぱりそう思われますよね、ベルナール卿も正直ちょっと失礼なんですよね~。クリスに。
シャーロックはまあぐるぐる悩んでいればいいよーと思ってしまうんですが(ひどっ!笑)、クリスを思い悩ませる人間は、クリスの味方の私的には、あんまりよろしくありません(笑)。
まあそれだけ奥さまを大事にしているいい方でもあるんでしょうけどね~。
そしてアントニーにも本当に、幸せになってもらいたいものです。
薔薇色の新しい店員さん、ジェイムズと仲良くなるとは、ちょっと予想外でした(笑)。

『灰と青のマズルカ』もいいお話でしたよね。
確かにジャレッドは、未だによくわからないままです……絶対いいひとなんですけれど!『月の降る城』での姿とか本当に格好良くていいひとだったし!!
アイリスの気持ちの方がよく分かるようになってくるとは、シリーズ初期を思うと意外な感じがします。

『赤毛のアン』シリーズ、オススメです。
私がネットでお知り合いになった方々を見ていると、『ヴィクトリアン・ローズ・テーラー』ファンの方の中に、結構な割合で『赤毛のアン』シリーズもお好きな方、いらっしゃいます。
確かに雰囲気とか共通するものがあるのかも。正統派古き良き少女小説!なところとか?(笑)
たぶん、mihoさんは、お好きなんじゃないかなあと思いますよ♪♪食べ物も美味しそうですしね!

『天山の巫女ソニン』シリーズの方も、いいですよ~!こちらはロマンスはありませんが、読みやすく素敵なお話です。

ええ、本当に、寒い日が続きますね……今日あたりはあたたかかったですが。
そうなんですよ、三重でも雪、私の家の方ではごくうっすらでしたが、降りました。
テレビで見ていましたが、名古屋の方でも、降っていたんですよね?そちらの方は、何か支障はなかったでしょうか……?
お互い風邪など引かないように、体調管理をきっちりやって、冬を過ごさないといけませんねえ(笑)。

そういえば今名駅のタカシマヤで「北欧展」をやっているみたいですね。
期間中に一度ゆっくり見て回りたいなと思っています♪

URL | fallclover #SvKcs0as
2012/12/16 21:43 * 編集 *

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