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『詐騎士 第5巻』かいとーこ 

詐騎士(さぎし)〈5〉 (レジーナブックス)詐騎士(さぎし)〈5〉 (レジーナブックス)
(2013/02)
かいとーこ

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ランネル国に新たな聖女が現れ、聖女を守る聖騎士団が結成されることに。
猫かぶりしていた淑女の仮面をあっさり捨てて、並み居る聖騎士達を実力でぶちのめし、国内初の女の騎士になったルゼ。怪しい者達にさらわれそうになっていた聖女候補の少女を救うために、早速大いに活躍する。
聖女を狙う組織はなかなか手ごわい連中のようで、聖騎士達の現状に不安をいだいたルゼは、彼らを猛特訓することにするのだが……。
ルゼとギルネストとの関係にも少し変化がある、シリーズ第5巻。


シリーズ第5巻目、ルゼ、聖騎士編のスタート!
この巻の内容は私、ネットの作者様のサイト(→『白夜城』様)の方で、以前すでに読んでいました。
ほんっとうに面白くてときめいて、何度も読み返していました。(現在は書籍化の関係で削除されていて読めません……。)
作者さん情報によると、書籍版は内容がけっこう変わるということだったので、一体どういう風にどれだけ変わるのか、発売前からどきどきでした。ものすごく読みたかった(笑)。

表紙、まだ書影が出てこないのですが、ルゼちゃんが凛々しくてエリネ様はかわいくて、いいものです。
ギル様は不憫ですが……。
ルゼちゃん、成長して女の子っぽくきれいになったなー。登場人物紹介のところの彼女が一番好き。

読んでいると、事前に思っていたよりは、変わっていなかったかなあ。三人称からルゼちゃんの一人称になったくらい。あと小エピソードが足されたりなくなったり順番が変わっていたりがちょこちょこと?
でもラストのあの流れは違ってましたね。確かに先にイラストを見るのは禁止ですね……(笑)。

うん、書籍版になってもやっぱり本当に面白い!夢中になって読みふけってしまいました。
相変わらずルゼちゃんが、格好良くて可愛くって好きすぎます!
最強の詐騎士ルゼちゃん復活に加えて、今度は性別をかくさない男装の麗人的な役どころになっていて、以前とはまた別の格好良さが。年齢的にも成長しましたしね。まだ十代前半なのですが。(これで……。)
ルゼちゃん、そしてルゼちゃんとギル様のふたりの微妙~な関係が私は好きすぎて、ストーリーの面白さとか他の部分は全然客観的に見ることができない……皆よろしいです(笑)。
人称が変わって、ルゼちゃんの格好良さ、凛々しさに周りがきゃーきゃー言ってるような雰囲気が伝わりにくくなったかなとは思いましたが、場面場面のルゼちゃん視点で物語を読み返せるのも、また楽しくて良かったです。


以下、ネタばれ一応ご注意を。肝心なところは反転させたのですが。


まずは、エリネ様の初登場。
エリネ様救出の場面のルゼちゃんは、頭も魔術もフルに使って大活躍、そりゃもう本当に格好良かったです。本当の意味で庶民の味方のきさくなエリートな姿がいいですねえ。キュルキュもかわいい。
エリネ様も普通にとてもいい娘さんで好印象です。ルゼちゃんに熱い憧れの眼差しを注いでいる(当のルゼちゃんはあまり気づいてない)様が微笑ましい(笑)。
なかなか手ごわそうな敵が出て来ましたが、ルゼちゃん自身も成長して技を磨いて強くなってきているから、全然負けていない、素晴らしい!
クローゼス様が紳士的で格好いいおじさまだったなあ。出番ほとんどなかったですが……。

新しい環境の下、新たなキャラがどんどん増えていきますね。
何度も何度も読み返しているおかげで、異世界ものカタカナ語名前苦手なはずなのに全然混乱していない私が、我ながらすごい(笑)。お調子者ハワーズや箱入りのご令嬢侍女ウィシュニア達も、また個性的なキャラで楽しくて好きなのです。
ルゼちゃん達のグループが忍び込む訓練をするエピソードとか、お気に入り。レイドさんとルゼの何気ない会話が好きだったのですが。

そしてギル様の元恋人さんも、ついに登場。
私が勝手に想像していたお姿と挿絵がちょっと違っていたなあ……。まあこれはいいや。
この場面では、カリンがとにかく、強烈な印象を残してくれました。そこまで言うのか……。いや確かにカリンにしか言えない台詞ではあります。
そしていつの間にか見事にルゼ信奉者になっているカリンが、読んでいておかしくってね。
アラセレさんは、確かに同情してしまう立場なのですが、ルゼちゃんの覚悟ある生き方と比べてしまうと……少し見劣りしてしまうのは、否めないんですよね。ちょっと気の毒。
吹っ切った後の会話でルゼをべた褒めするギル様がまた美味しい!「僕の幸運の女神」とまで言われると、読んでいるこちらが恥ずかしいくらい(笑)。
自分の護衛のためにここまで心をくだくフェリセナ姫も良いお方ですねえ。
「アラセレとは意外と似ていないのね」「そうですね」云々の会話で、意味がルゼちゃんに通じていないところがおかしかったです。ルゼのこういうところが可愛いの!

そして一番の楽しみどころは、なんといってもあれですよ。「王子さまとの恋っぽいもの」(笑)。
まだまだ子どもと思っていたルゼちゃんが結婚適齢期直前であることにふと気づいて意識し始めるギル様が、何度読んでも美味しいです(笑)。
ラストの(ネタばれ→プロポーズ予告&指輪)は、ネット版とは違う流れでした。正直に言うとネット版のシチュエーションの方が好みだったのですが(笑)、こちらも盛り上がってときめきました~。
柄にもなく慌てているルゼちゃんが新鮮で可愛いです。そしてあのルゼちゃんが、嫌だと断らないんですよ?嫌じゃないんですよ?すごくありません?(笑)
とはいえルゼちゃんもギル様も、恋に浮かされているとはいいがたく少女小説のお約束的な前提からは外れちゃってますけれど、でもこういうカップルだってありだと思うんです。
少なくとも私はふたりの、よきパートナー的な関係にほんの少しラブが混じっているようないないような、微妙な関係がたまらなく好みです。きゅんきゅんです!
何気に年の差も私好みで美味しいです。20代で15歳のお嫁さんをもらうギル様……。ルゼちゃんは確かに周りを完璧にだまくらかせているくらい大人びているけれど、そっち方向はまだまだですよね……どうするんでしょ(笑)。
でもなんだかんだいってギルはルゼの性格をとてもよく理解しているし、職場結婚で仕事を続けてもいいんだって言ってるし、そういうところはとてもいいと思うのです。ルゼに振り回されている内に過去のトラウマを吹っ切れた、というのもいいですね!

で、かわいそうな人、ティタンとマディさん(苦笑)。
マディさん、まさかあんな目にあっても変わらずルゼちゃんに想いを寄せていたとは、私も予想外でした(笑)。いいひとなんだけどなあ、本当に。
ティタンもそうです。優秀ないいひとなのですが。
それにしてもオブゼーク家が用意していた候補の人って誰だったんだろう。ルゼちゃんが尊敬できるだけの優秀な好青年、もしかしてルーフェスお兄様か?とか思ってしまったり。兄妹設定になっているけれど、あの家の人たちなら、なんとでもできると思うし……。
かわいそうといえばニース様も相変わらず……なぜあんな場面がイラストに(苦笑)。姫様美人だったんだけどなあ。

ラントちゃんの可愛らしさと有能さは相変わらず。もっと出番があってもよかったのよ?

早くも6巻目が楽しみ過ぎます。
5巻目でここまでということは、6巻目はあそこまでで、7巻目でしめるのかな……なんとなく予測を立ててみる。
あ、現時点でのサイトの最新話の更新も、楽しく読んでいます~♪
はじめての(キス)場面にまたときめいて夜中にひとりごろごろしていました。ルゼちゃん格好良すぎる!

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カテゴリ: ファンタジー(西洋風)

タグ: かいとーこ 

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