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ようこそいらっしゃいました。すてきな書物と美味しい食べ物をどうぞ。

12月の読書メーターまとめ 

新年もう一つの記事は、先月分、去年12月の読書メーターまとめ記事です。
いつもの通りに追記より。

ブログに書いていない作品で特によかったのは、小説……『荒野の恋』シリーズに、『ラブ・リプレイ』に、『妖精は騎士のキスで目覚めて』。
漫画……『ハチミツとクローバー』に、『図書館の主』に、『銀のスプーン』、『花ちゃんとハンナさん』。
コバルト文庫の新人さんの作品『妖精は騎士のキスで目覚めて』は、とにかく流れるような文章の美しさ、少女小説らしいロマンティックな雰囲気が、多少の欠点を覆い隠してしまえるくらいに素敵だったなと思います。こういう本こそブログで感想書きたかったな……。
『ハチミツとクローバー』、今更ながらに夢中になって読みふけりました。さらさらロングヘアで男前の山田さんが大好きで、彼女と野宮さんの距離が少しずつ縮まっていくのに、ときめきがとまりませんでした(笑)。幸せになってほしいものです。美和子さんも大好き。
『花ちゃんとハンナさん』、雑誌でたまたま読んで惚れ込んでしまった漫画でした。夜のふたり舞踏会の場面、読むと私もちょっと元気になれる気がします。ハンナさんの淡い恋のエピソードは切なかった。
『ワタシの川原泉』、読者コメントと作者さんのコメントがたくさん読めて満足です。そして私の大好きな『ヴァンデミエール 葡萄月の反動』『オペラ座の怪人』を読み返して、また涙しました。蕗ちゃん、今度こそ、幸せになってほしいです。

年末に読んだ本がまた皆いい本だったので、時間があるうちに、心のままに書きつづって感想を書けるといいな!

2013年12月の読書メーター
読んだ本の数:36冊
読んだページ数:8324ページ
ナイス数:361ナイス

王子様の抱き枕    不吉を誘うマドレーヌ (角川ビーンズ文庫)王子様の抱き枕 不吉を誘うマドレーヌ (角川ビーンズ文庫)感想
元ネット小説だったのですね。何も分からぬまま異世界トリップ、しんどい境遇でも食い意地は忘れず健気に頑張るヒロイン・まつりさんがとても好きでした。はじめのうちはヘビーな環境だなあ…と思っていたのですが、それだけにブリジットさんやホイットさん登場時の混じりけない気遣いやあったかさが染みました。どうも現時点で表に出ているもの以上に複雑な事情がありそうで、話の続きが気になります。そしてこれはロマンスに発展するのだろうか(笑)。異世界風ごはんの記述が楽しい。読んでいてマドレーヌを食べたくてしかたなくなってきました。
読了日:12月31日 著者:睦月けい
箱庭ヘブン(1) (Be・Loveコミックス)箱庭ヘブン(1) (Be・Loveコミックス)感想
浅利さんのお屋敷に同居しているひとたちの日常の物語。甘いだけじゃなくほろ苦いものも交じるけれど、皆いいひとでほんわりあたたかい。絵柄もよく合ってる。浅利さんという人が最大の謎な気がします、今のところ(笑)。憩さんの恋のエピソードが好きかなあ。応援したい!ナナちゃんのお話からまさかそうつながるとは予想外でした。
読了日:12月31日 著者:羽柴麻央
あめおんな、恋をする (フリーダムノベル)あめおんな、恋をする (フリーダムノベル)感想
パステルカラーの優しい雰囲気の表紙とタイトルに一目惚れして読んでみました。これはとても良かった!地味めな三十代のOLさんの日常のお話。会社の中でのひとつひとつの日常のエピソードの描かれ方がとてもお上手。ごはんが美味しそう。折原さんの目立たない頑張りや素朴な善良さや味のある性格は、実は周りにはちゃんと認められ愛されている……というのがとても良かった。ラストまで読んで、ほっこり幸せ気分になれました。久坂さんも田村さんも好きだけど、一番男前なのはやっぱり南ちゃんだよなあ……(笑)。
読了日:12月30日 著者:黒作
ひまわりさん3 (アライブコミックス)ひまわりさん3 (アライブコミックス)感想
ひまわりさんの表情が少しずつ豊かに優しくなっていくのがいいな。個人的には少女時代のひまわりさんが特に好み。そして『赤毛のアン』新潮文庫版の表紙が私が中学時代から何度も読み返している本とおそろいでちょっと嬉しくなりました。
読了日:12月29日 著者:菅野マナミ
シュガーアップル・フェアリーテイル    銀砂糖師と銀の守護者 (角川ビーンズ文庫)シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と銀の守護者 (角川ビーンズ文庫)感想
アンとシャルのふたりは最初の砂糖林檎の木の元へ。ひさしぶりにラファルとエリルが直接登場。ようやく明らかになったエマさんの過去エピソードが今回一番印象的でした。そこまで特殊な立場の方だったとは。筆頭妖精さんが読み進めるにつれて優しいいい人に印象が変わってきてほんわかしました。彼の立場だったら確かにアンはまばゆく愛おしい存在だろうなー。シャルが嫉妬するのも分かるなーと。ラストでまたも大変な問題が重なって……。どうなるかなあ。職人たちの出番が少なくて寂しい。あとミスリルの様子がちょっと気になるのです。
読了日:12月29日 著者:三川みり
伯爵と妖精 新たなるシルヴァンフォードにて (伯爵と妖精シリーズ) (コバルト文庫 た 16-56)伯爵と妖精 新たなるシルヴァンフォードにて (伯爵と妖精シリーズ) (コバルト文庫 た 16-56)感想
本編のシビアな部分から解放されて、おだやかで幸せなアシェンバート家の日常エピソード、読んでいて私も本当に幸せな気分になり満たされました。感無量です。子どもが生まれてもエドガーはリディアのことには相変わらずで笑ってしまいました……でもちゃんといいお父さんにもなってます。アルヴィンがかわいい!ニコもお洒落でかわいい!(笑)『春を待ちわびて』は雑誌掲載時と少し変わっていて、ケリーに忘れられてがっかりしているレイヴンが可愛かった(笑)。公爵夫人になっても善きフェアリードクターであり続けているリディアがとても素敵。
読了日:12月29日 著者:谷瑞恵
それからはスープのことばかり考えて暮らした (中公文庫)それからはスープのことばかり考えて暮らした (中公文庫)感想
日本なんだけどどこか異国のような、作品世界の雰囲気がとても素敵で、ずっとひたっていたかった。読んでいてほっとできるお話でした。そしてサンドイッチもスープもきちんと愛情を込めて作られていてとても美味しそう。読んでいるうちにスペイン風オムレツにケチャップをさっと、のサンドイッチをどうしても食べたくなり作ってしまいました(笑)。モンブラン・ケーキのクリームのようなじゃがいもサラダのサンドイッチも魅力的なのですがこれはいったいどうやって作るんだろう……。
読了日:12月29日 著者:吉田篤弘
クリスマスのぶたぶた (徳間文庫 や)クリスマスのぶたぶた (徳間文庫 や)感想
今回は短編集。クリスマスの日に読むにはぴったりでした。ぶたぶたさんサンタクロース、予想通りはまってます。癒されます。自分が直接プレゼントもらったわけでもないのにこの満足感はなんなのだろう(笑)。貴子さんの話とそれに続く姉妹のお話が好きでした。食べれば哀しいことも忘れられる美味しいケーキ、ケーキ屋さんのご夫婦やおばあちゃんや友だちのあたたかさまで伝わってきてほっこり。そして例の姉妹のお姉ちゃん視点も。
読了日:12月24日 著者:矢崎存美
サンドウィッチは銀座で (文春文庫)サンドウィッチは銀座で (文春文庫)感想
平松さんの本を読むのははじめて。思っていたよりとっつきやすい感じでした。飾らなくも上質の料理の描写に読んでいておなかがすいて仕方ありません(笑)。特に私はサンドイッチとオムライスを食べたいです!
読了日:12月23日 著者:平松洋子,谷口ジロー
ラブ・リプレイ (『このミス』大賞シリーズ)ラブ・リプレイ (『このミス』大賞シリーズ)感想
農学部学生さんシリーズ第三弾。片想い相手を死から救うために死神を名乗る青年と協力して十回のチャンス、全力投球する奈海さん。奈海さんが好感を持てるヒロインで良かったです。同じ事件を何度もなぞるごとに周りの意外な恋愛関係が浮かび上がっていくのも面白かった。ヒーローの彼の活躍の場がほぼなかったのがあれだったけど(むしろ死神さん…)、でもラスト直前だけでもさすが奈海さんが惚れた相手、と納得できたかな。化学的要素は三作の中で一番薄かったかも。ゴーウィングマイウェイ・未来子さんとコンビニの店員さんが何気にお気に入り。
読了日:12月23日 著者:喜多喜久
くーねるまるた 3 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)くーねるまるた 3 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)感想
相変わらずなんでも工夫して美味しそうに幸せそうに食べているマルタさんの姿がよいものです。こちらまで幸せ気分。炊飯器で作るホットケーキに塩麹のスペアリブにレモンマヨネーズのツナサンド、美味しそうだなあ。おなじみ脇役陣と一緒に食べたり材料をシェアしたりゆるゆる仲良しな感じなのもまたよし。私もできるなら混じりたい(笑)。
読了日:12月23日 著者:高尾じんぐ
図書館の主 7 (芳文社コミックス)図書館の主 7 (芳文社コミックス)感想
恋バナは楽しくていいですねえ。ふふふ。兄弟姉妹の上が童話ではいつも悪役で損してる、私も長女で小さい頃からいまいち納得いかず不満だったので、今回のみずほさんの解説を読めてよかったなーと本当に思いました。グリム童話にも姉がいい役目をする話があるなんて知りませんでした(笑)。それにしても宮本さんが気持ちに気づいていたとは……普通に考えてもお似合いだと思うんだけどなー。夏夜さんの元同僚さんからはじまるエピソードも良かった。
読了日:12月21日 著者:篠原ウミハル
暁のヨナ 13 (花とゆめコミックス)暁のヨナ 13 (花とゆめコミックス)感想
スジン達親子が読んでいて哀れでした……。それにしてもテジュンは初登場時からは信じられないほど成長したなあ。空気を読むことをいつの間にか覚えているのにびっくり(笑)。ヨナたち三人の再会の場面が、印象的でした。スウォンの考えに、ヨナがひとつ近づけた、のかな。最後の方のヨナとハクのふたりの微妙な空気にまたきゅんとして切なくなりました。それにしてもグンテさんたちおじさまがそれぞれ味があって格好良いなあ。
読了日:12月21日 著者:草凪みずほ
左遷も悪くない左遷も悪くない感想
不器用同士の新婚さんの地味めな日常の物語。レーアと結婚したことで少しずつ愛し愛される幸せを手に入れていくウリセスがよかったです。本当にひかえめで古風で健気なレーアさんも好き!コンテ家の兄弟たちがそれぞれ個性的で楽しかったです。
読了日:12月19日 著者:霧島まるは
ふるさと銀河線 軌道春秋 (双葉文庫)ふるさと銀河線 軌道春秋 (双葉文庫)感想
電車通勤のおともにぴったりの短編集でした。『車窓家族』で車内から一家の風景をそれとなく見守ってるシチュエーションがとてもあるあるで共感できて良かった(笑)。あとがきの「辛いこと哀しいことが多く 幸福は遠すぎて~」の文章が染み入りました。身の回りの大事な人を思いやって、それでも明日を生きていかねば。『あなたへの伝言』がいちばんしんどかったけど、いちばん心に残って力をもらえたように思います。あと食べ物の描写が美味しそうでさすがです。
読了日:12月17日 著者:高田郁
花ちゃんとハンナさん (KCデラックス)花ちゃんとハンナさん (KCデラックス)感想
なりゆきでメイドカフェで働きはじめた花ちゃんが、母親の形見の鏡をのぞいてみたら、現れたのはエドワード朝英国のメイドさんの幽霊・ハンナさん。ほんわか可愛らしい絵柄とお話でやっぱりいい!花ちゃんの姉のようなお仕事の先輩のような面倒見のいいハンナさんがすごく素敵です。ハンナさんの過去の回想、メイドさんという職業や時代のこととかていねいに描かれているのもよいです。「つらいときには踊るのよ たとえ心の中でもね!」の場面が好きで、読むたび私もなんだか勇気をもらえます。イングランド民謡を歌うミカコさんも良かった。
読了日:12月15日 著者:山名沢湖
ハチミツとクローバー 10 (クイーンズコミックス―コーラス)ハチミツとクローバー 10 (クイーンズコミックス―コーラス)感想
完結。はぐちゃんの選択は最初思っていたのとは違っていたけれど、確かにいちばんまるく収まるかたちだな、と。良かったです。皆それぞれ成長して凛々しかった。竹本くんにはぐちゃんが贈ったサンドイッチの場面がとても印象的でした。ところであのサンドイッチの中身は何だったんだろう……(笑)。そして山田さんと野宮さん、幸せになってほしいです。すっかり山田さんに惚れ込んでる彼の姿を見ている限り、大丈夫かな。
読了日:12月15日 著者:羽海野チカ
ハチミツとクローバー 9 (クイーンズコミックス―コーラス)ハチミツとクローバー 9 (クイーンズコミックス―コーラス)感想
森田さん兄弟の過去がシビアでした。うーん私はお兄さんの気持ちの方が分かる……複雑。そしてはぐちゃんの怪我、まさかそんなことになるなんて。こちらも読んでいて辛かった。はぐちゃんの覚悟と生き方に圧倒されました。皆の友情がいいですねえ。
読了日:12月15日 著者:羽海野チカ
ハチミツとクローバー 8 (クイーンズコミックス―ヤングユー)ハチミツとクローバー 8 (クイーンズコミックス―ヤングユー)感想
わー、必死な野宮さんがとても格好良かった!そして今までの彼がどっちかというと取り澄ました嫌味な人間だったことにはじめて気づきました(笑)。靴底の砂のエピソードが印象的。そして真山くんの方もすっごく頑張ったんだよなあ。あそこまで行けるとは、思っていなかった(笑)。竹本くんは本当にしっかりしてきたな。
読了日:12月15日 著者:羽海野チカ
ハチミツとクローバー 7 (クイーンズコミックス―ヤングユー)ハチミツとクローバー 7 (クイーンズコミックス―ヤングユー)感想
竹本くんの旅のお話、良かったです。雨が上がる瞬間の場面がとてもきれいで印象的でした。彼も成長したなあ……。はぐちゃんの絵画教室の男の子とのやりとりも、良かった。そしてなにより気になるのが野宮さんとあゆみさんなのです。
読了日:12月15日 著者:羽海野チカ
ときめく鉱物図鑑 (Book for discovery)ときめく鉱物図鑑 (Book for discovery)感想
乙女ちっく鉱物の解説本……?宝石はじめ鉱物のカラーの写真と名前の美しさにうっとりひたれました。桜石とか天青石とか天河石とか全然知らなかったけれどきれいですねえ。読んでいる小説等に出てくる宝石の実物を確認できて良かったです。あくまで入門編で個々の解説はそんなに詳しくなかったのが物足りないといえば物足りなかったかな。『銀河鉄道の夜』など読み返したくなりました。
読了日:12月14日 著者:
銀のスプーン(8) (KCデラックス)銀のスプーン(8) (KCデラックス)感想
カナちゃんがすっかりルカくんのいいおねえちゃんになっていてあの甘えん坊の彼女が……成長を感じてほろっときました。そして律くんの恋にもついに決着が。ようやくここまで!ストレートで飾りのない愛の言葉に私もとても幸せな気分になれました。おめでとう!ケバブの香辛料を当てっこしているふたりがいかにもらしくて良かったです。そして優くんも斎木くんもいいお友だちだなー。斎木くんのバイト苦労の記録、今だから笑って読んでますが学生時代の自分を思い返すとなんだか分かる分かる(苦笑)。調くんの話も良かったな。
読了日:12月14日 著者:小沢真理
とりかえ・ばや 3 (フラワーコミックスアルファ)とりかえ・ばや 3 (フラワーコミックスアルファ)感想
まあそういうものだと思って読んでいるけど、やっぱり石蕗の君は勝手な感じがしちゃいますねえ。というか自分の意思でもなくややこしい人間関係に巻き込まれた四の君がかわいそう……。沙羅の辛い立場をいたわるご両親の場面がほろっときて好きでした。ラスト、沙羅の秘密が石蕗についに!本気で危なそうなので続きが心配で仕方ないです。沙羅が本当の恋を知るのはいつになるんだろう。そして怖いのはやっぱり梅壺の君です。彼女が恋のライバルになったりしたら相当手強そう。ヤマトタケルの舞とか美しくて艶っぽくてたまらない。
読了日:12月14日 著者:さいとうちほ
東京バンドワゴン (1) (集英社文庫)東京バンドワゴン (1) (集英社文庫)感想
伝統ある古本屋さん一家の人々が繰り広げる日常のドラマ&ミステリー。読む前に思っていたより私好みの話で良かったです。語り手のサチおばあさんが子や孫やひ孫たちに向ける愛情がそこかしこににじみ出ていて、読んでいてとても心地よく幸せ。皆好きですが、私は藍子さんが特にお気に入り。マードックさんとの仲が今後進展するのかどうか、気になります。花陽ちゃんたち小学生コンビも元気いっぱいでいい!あと我南人さんが色々な意味で濃い……彼の背景も色々気になります。
読了日:12月14日 著者:小路幸也
荒野荒野感想
ファミ通文庫で一二巻と読んでいたので第三部のみ初読。荒野がまた一段階、おとなになっている。相変わらず青春のときめきとせつなさがぎゅっと凝縮していてこの雰囲気がとても好きだなあ。恋しらぬ猫のふり、とか日本語のセンスに惚れ惚れ。女の子という生き物がいとおしいです。愛情にかけては揺らぐことないと思っていた蓉子さんなのでちょっとぎくりとしましたが、ラストは良かった。ミギーさんの美しく叙情的なイラストがないのがとても残念……。
読了日:12月11日 著者:桜庭一樹
訪問者ぶたぶた (光文社文庫)訪問者ぶたぶた (光文社文庫)感想
なるほど、訪問者。あとがきにもあった通りコメディというか楽しくさくっと読めるお話メインでした。最初の話の双子ちゃんがかわいい。そしてぶたぶたさんの人気っぷりはやっぱりすごい、まさかホストまで(笑)。『ふたりの夜』が私は好きだったかなあ。たらこおにぎり食べたいです。
読了日:12月10日 著者:矢崎存美
妖精は騎士のキスで目覚めて (コバルト文庫)妖精は騎士のキスで目覚めて (コバルト文庫)感想
フランスのブルターニュを舞台に、妖精と魔法のファンタジー風味少女小説。何より流れるように文章が美しくてフランス風の名前もきれいで読んでいてうっとりしました。お菓子やドレスの描写が乙女ちっくで細やか。マリエルとレオンが少しずつお互い惹かれていく様が良かった。視点がちょっと定まらないなーとか色々細かな点で気になったことはありましたが、そこはまあいいかと思えるほどには物語が美しかった。男爵様もラストの姿には結局嫌いにはなれなかったです、クイニーアマンとかすごく美味しそう。お兄ちゃんやジルの恋なども気になる。
読了日:12月9日 著者:汐原由里子
姉の結婚 1 (フラワーコミックスアルファ)姉の結婚 1 (フラワーコミックスアルファ)感想
ヒロインの勤務先が図書館というのにつられました。真木さんの愛がちょっと怖い……。でもヨリさんが好きなヒロインで共感持てて読めて面白かったです。登場人物のファッションとか仕草とかがさらっと洗練されててお洒落!大人な作品だー!(笑)
読了日:12月8日 著者:西炯子
川原泉傑作集 ワタシの川原泉II (花とゆめCOMICSスペシャル)川原泉傑作集 ワタシの川原泉II (花とゆめCOMICSスペシャル)感想
第二弾収録の中で特にお気に入りは『オペラ座の怪人』に『ヴァンデミエール 葡萄月の反動』。特に後者はあまり目立たない作品だと勝手に思いこんでいたので人気作品ということが分かり嬉しかったです。確かに、ふたりのこの先を一番妄想してしまうお話だなあ……蕗ちゃん大好きなのでこれまでの苦労の分幸せになってほしいです。オペラ座の怪人は私も何度読んでも涙です。今回は作者さんの各作品へのコメントもついていて満足!そしてカバー裏の読者さんの感想コメントがすごい、でも全部読んじゃいます……(笑)。あと、さすが、ダミアン(笑)。
読了日:12月8日 著者:川原泉
魔法の夜: 竜宮ホテル (徳間文庫 む)魔法の夜: 竜宮ホテル (徳間文庫 む)感想
表紙の絵の愛理さんと白猫さんとかすみ草が美しい!待望の竜宮ホテル続編、クリスマスの祝福に満ちたステキな物語でした。響呼さんと寅彦さんの関係があまりに初々しく微笑ましくて、ホテルの皆さんと一緒にそばで見守っていたい(笑)。ひなぎくちゃんにも年の近いお友だちができてよかったなあ。キャシーと佐伯さんのエピソード、安斎先生と奥さんのエピソードもよかった。ただ癒しの物語というだけでなく、影もしっかり描かれているのが魅力的なんだと。村山先生の風早ワールドの他のお話といくつか微妙にリンクしているのも楽しかったです。
読了日:12月8日 著者:村山早紀
荒野の恋 第二部 bump of love (ファミ通文庫)荒野の恋 第二部 bump of love (ファミ通文庫)感想
一巻目に比べて荒野も周囲の皆も成長してきたなあ。青春のとまどいとときめきがとても魅力的なお話です。蓉子さんがおとなしいようで実はしたたかで、でも荒野がけっこう蓉子さん好きなところとか良かったです。麻美の恋も素敵だし、遠距離恋愛もよいです。このお年ごろでずっと離れていても想いが変わらないってすごいな。そして相変わらずミギーさんの挿絵が美しいです。続き……気になります!
読了日:12月5日 著者:桜庭一樹
リリー骨董店の白雪姫 トワイライト・ルビーの夜明け (リリー骨董店の白雪姫シリーズ) (コバルト文庫)リリー骨董店の白雪姫 トワイライト・ルビーの夜明け (リリー骨董店の白雪姫シリーズ) (コバルト文庫)感想
完結。最後まできれいにまとまっていて満足なのですが、できればもっとこの作品世界に浸っていたかった。過去のアンたちの運命と恋の切なさに胸がきゅっとなりました。『嘘つきなレディ』のときも思いましたが恋をしてはじめての感情にとまどい相手を想って強くなるヒロインの心の描写がていねいでお上手だなあと。咲きほころぶ花みたいです。これぞ少女小説!ジェレミーも頑張りましたし個人的には冷静で常に準備がいい兄上バートさんがお気に入りに(笑)。ブラウン姉妹が共同で?購入したジュエリーのエピソードもなんだか好きでした。
読了日:12月4日 著者:白川紺子
おさがしの本はおさがしの本は感想
市立図書館の調査相談課で働く司書さんのお話。図書館系の本で男性の司書さんがメインのお話ってあんまり読んだことがないので新鮮でした。レファレンスの内容は……難しいなー。途中から政治色も強くなってきたり。リアルです。個人的にはそこまで書くのもどうなんだ?と疑問に思ったことも多少ありましたが、全体的に面白かったなと思います。ロマンスは書かれるならもうちょっと膨らませてほしかった、というのは単に私の好みの問題(笑)。
読了日:12月3日 著者:門井慶喜
ぶたぶた日記 (光文社文庫)ぶたぶた日記 (光文社文庫)感想
エッセイ教室に通う面々、立場も年齢も全然違うのに、打ち解けていってほのぼの仲良しモードでいいなあと思いました。こんなお教室だったら通いたい!もちろんぶたぶたさんの力は大きいです。ぶたぶたさん一人称とも言えるエッセイが各話ごとに入っていて、ぶたぶたさんの実生活が垣間見れて面白かったです。『もっと大きくなりたい』はぐさっときたなあ……。スーパーの名物焼き芋や喫茶店のチキンハムサンドや美味しそうでした。
読了日:12月3日 著者:矢崎存美
雪の女王と5つのかけら~夢みるアンデルセン童話~ (ウィングス・コミックス)雪の女王と5つのかけら~夢みるアンデルセン童話~ (ウィングス・コミックス)感想
優しくてきれいであたたかいアンデルセンがモチーフの童話集でした。意地っ張りな親指姫も寂しい王子さまと人魚姫も雪の女王をモチーフにした物語も全部好きでした。雪の女王がこんな素敵な恋の物語になるとは!ケット・シーもいい味出してました。
読了日:12月1日 著者:箱知子
ベリーカルテットの事件簿 薔薇と毒薬とチョコレート (コバルト文庫)ベリーカルテットの事件簿 薔薇と毒薬とチョコレート (コバルト文庫)感想
雑誌で短編の方を読んでお気に入りだったので文庫化されて嬉しい。今回はシャノンがロイのメイドとして働きはじめるきっかけのエピソード。性格や年齢や仕事のやり方やいろんなタイプのメイドさんがいてふつうに仲良く働いてる様が楽しかったです。ルースがなんだかお気に入り!年少にしてすでに優秀すぎるシャノンの働きぶりも楽しかったです。ロイもわがままなおぼっちゃまというだけでもなし。ミステリーは犯人にちょっとひやりと。ふたりの今後やシャノンの生い立ちが気になるなあ。ローレンス家ってやっぱりあのローレンス家でしょうか。
読了日:12月1日 著者:青木祐子

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