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ようこそいらっしゃいました。すてきな書物と美味しい食べ物をどうぞ。

私のお気に入り・長編少女小説ロマンス 

ここ二、三年くらい、なんとなくバレンタインデーに書いている、お気に入りロマンスもの紹介記事。
一日遅くなってしまいましたが、今年も書いてみたいと思います。

過去のオススメ記事でご紹介したのは、わりと短めの作品メインだったので、それなら今度は、長編もののお気に入りを挙げていこう!……という、単純な思いつきにより。
そしてついでなので、先月ツイッターの方でやっていた、オススメ少女小説タグの紹介つぶやきを、ブログの方でもまとめてみましょう、と、これから別の記事でまとめてみます。(というか、最初はひとつの記事でくっつけちゃおうとしていたんですが、思いの外ボリュームがあって読みづらいので分割)
盛りだくさんですけれど、いいですよね、バレンタインだし。
もう終わってますけどね。
一日過ぎたら、デパ地下がもうすっかりひな祭りとホワイトデーになっていて。さすが日本ですよね。
抹茶プリンに桜シフォンケーキにいちごのレアチーズケーキにほんのり桃色の羽二重餅に、みんな美味しそうです。

また本の記事だか食べ物の記事だかよく分からなくなってきました。
さっさと紹介の方にいってみましょう。


追記の前に、ここ何日かにそれぞれの記事に拍手くださった方々、どうもありがとうございました♪

『クレヨン王国月のたまご』福永令三

クレヨン王国 月のたまご PART1 (講談社 青い鳥文庫)クレヨン王国 月のたまご PART1 (講談社 青い鳥文庫)
(1986/01/10)
福永 令三

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これは「少女小説」ではないのですが。
中学生だった私が、「ラブロマンスものとして、生まれてはじめて夢中になって読んだ小説」になります。
はじめて市立図書館で一度に全巻借りきれないという経験をして、もどかしさにくーっとうなったものです……(笑)。
クレヨン王国の危機、シビアな作品世界の中で、まゆみとサード殿下の、障害だらけの一途で純情な愛が、美しくて。
まゆみの詩的な愛の言葉が美しいです。
道化役のアラエッサ(にわとり)とストンストン(ぶた)の二人組が、いい味出してる。
ナルマニマニ博士の昔のロマンスも、好きでした。


『きっとシリーズ』倉本由布

きっとめぐり逢える―濃姫夢紀行 (コバルト文庫)きっとめぐり逢える―濃姫夢紀行 (コバルト文庫)
(1995/11)
倉本 由布

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高校生になったばかりの私が、日本史ファンになった、きっかけのひとつといえるシリーズ。
普通の高校生の濃子ちゃんが戦国時代にタイムスリップして織田信長に出会ったことからはじまる、蒼生子ちゃん、ここちゃん、ヒロイン三世代に渡る、長編タイムスリップもの少女小説です。
とても気になるところでシリーズストップしてしまっているんですけどね……そして私、蒼生子ちゃん編の続きの方を、どっちかというと読みたかったんですけどね……。うーん、でもやっぱり大好きなシリーズなのです。
私は蒼生子ちゃんと、信澄くんの出逢いあたりの、飛鳥時代とか平安時代とか江戸時代とか、わりと平和にたいむすりっぷしているあたりのお話が、いちばん好きです。硬派な信澄くんが大好き!信長も格好いいんですけれど、やっぱり私は信澄くん派だなあ。
大化の改新や八百屋お七や、倉本さんテイストのもしも日本史ネタが、読んでいて面白い。


『銀の海 金の大地』氷室冴子

銀の海 金の大地 1 古代転生ファンタジー (古代転生ファンタジー/銀の海 金の大地シリーズ) (コバルト文庫)銀の海 金の大地 1 古代転生ファンタジー (古代転生ファンタジー/銀の海 金の大地シリーズ) (コバルト文庫)
(1992/03/03)
氷室 冴子

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これまた未完の名作。
血筋の因縁もあり、あまりにも過酷な境遇の中で、ぼろぼろに傷けられてもさげすまれても、誇り高く前を向いて生きていく真秀の姿に、胸を打たれます。私も勇気をわけてもらえました。
(現時点での)ラスト、真秀と真澄のあまりの救われなさに、読み終えてただ呆然……。
古代の風俗や王家のひとたちのネタもマニアックではまると楽しいのです。
私は佐保彦たちのその後を知りたいがゆえに、図書館へ行って『古事記』や『日本書紀』を本棚から引っ張りだして、少しでも関係してそうな箇所をひろっては、慣れない古文を必死にたどって読みふけっていたものです。
あの情熱を少しでも他の勉強に向けていれば……(日本のこのあたりの古代史は得意になりましたけどね)


『リダーロイス』シリーズ 榎木洋子

東方の魔女 リダーロイスシリーズ(1) (リダーロイスシリーズ) (コバルト文庫―リダーロイス・シリーズ)東方の魔女 リダーロイスシリーズ(1) (リダーロイスシリーズ) (コバルト文庫―リダーロイス・シリーズ)
(1991/07/03)
榎木 洋子

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榎木洋子さんの『守龍』ワールドの中の一シリーズ。
これぞ正統派ファンタジー!的な、美しい故国を滅ぼされ異世界(日本)に逃されていたリダーロイス王子が、凛々しく成長し、立ち上がって仲間を経て戦う……ものすごくざっくりとそんなお話。
敵役のふたりが、単純に悪役とも言えないなんとも複雑な関わり方をしていて、切ないんです。あんなにかわいらしく健気だった女の子が、ね。
ヒロインの由香里ちゃんも(彼女は完全に普通の現代日本の女の子)、勇気と優しさを持ち合わせたとてもいいこで、全然進まないロマンスにじりじり……外伝でようやく、ようやく!(笑)
ミズベ国の水龍はお茶目で、リダーロイス王子との仲がほのぼの微笑ましいです。


『アレクサンドロス伝奇』榛名しおり

テュロスの聖母―アレクサンドロス伝奇〈1〉 (講談社X文庫―ホワイトハート)テュロスの聖母―アレクサンドロス伝奇〈1〉 (講談社X文庫―ホワイトハート)
(1997/12)
榛名 しおり

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けっこう最近図書館で再読していたシリーズ。
やっぱり榛名しおりさんの歴史物少女小説は、他にはない魅力があります。
サラやマリアやリーズや、榛名さん作品のヒロインの独特の愛嬌が、同性の私からしても、たまらないんですよね。
勾玉三部作や氷室冴子さんや倉本由布さん作品に出会う前に榛名さんの本を読んでいたとしたら、日本史よりも世界史ファンになっていたのかもな、とかちょっと思います。


うーん、あとは、好きな少女小説タグの方で書いたシリーズものは別記事に移動させたのでここにはなくって、それ以降は、ブログでも感想をすでに書いているシリーズものになるかなあ。(何かは絶対忘れていてあとで思い出しそうですが)
『ヴィクトリアン・ローズ・テーラー』『伯爵と妖精』『身代わり伯爵の冒険』『嘘つきは姫君のはじまり』『横柄巫女と宰相陛下』、(以下略)……。
こう並べてみて、昔は今ほど長編ものをたくさん読んでいなかった気がします。
お小遣いも限られていたし、お気に入りのシリーズでも何巻か飛ばし飛ばしでしか読んでいなくてそれきりになってしまったものも、いくつかあったなあ。


では次は、ツイッターのまとめ記事にて。


参考
私のお気に入り・あまく幸せなラブロマンス
私のお気に入り・切なくもきれいなロマンス
私のお気に入り・美しいラブロマンス
私のお気に入り・美味しそうなラブロマンス


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カテゴリ: 本の話題・おすすめ本など

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