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ようこそいらっしゃいました。すてきな書物と美味しい食べ物をどうぞ。

『Unnamed Memory』no-seen flower 

先週の日曜日から今日に至るまで私が延々と読みふけっていた、長編オンライン小説。

Unnamed Memory
no-seen flower様の、異世界もの長編ファンタジー・ラブロマンスです。
名前を持たない追憶。

魔法とそれを使う人間が当たり前にいる世界。
大陸最強の力を持つと名高い「青き月の魔女」ティナーシャと、大国ファルサスの王子で名剣アカーシアの使い手・オスカーの出会いからはじまる、彼と彼女の長い長いおとぎ話。

かなり昔にツイッターのフォロワーさんからおすすめいただいていた作品でした。
なんとなく異世界ものファンタジー読みたい気分になって、読み始めて、ふと気が付いたら思いっきりはまってましたよ。
この一週間、この物語の世界にすっかり浸りきっていました。
とにかく文句なしの大作。本編を5日くらいで寝る間も惜しんで読了した後も、さらに番外編におんなじくらいはまり込み、さらにの短編の数々、関連作品?まだまだすべて読み切れてないんですが、どこまででキリをつけていいのか分からないので、今日感想を記事に書いちゃいましょう(笑)。

下手なことを書くとすべてネタバレになりそうなので(特に本編後半以降)、本当に書きたい心の叫びをそのまま書けなくて、もどかしい!!(笑)
ま、すべて書いていたらそれだけで一日終わっちゃいそうですけどね。これくらいでちょうどいいのかも。

ヒロインのティナーシャが、読み込むごとに、本当に私好みのヒロイン。
黒髪ロングヘアで清楚で知的な美人さんはやっぱり大好きです。誇り高いところも苦労性なところも鈍いところも、幼く可憐な少女のような部分も、長く生きてきた故持つ影の部分も、全部好きです!
魔女として400年の時を生きてきた人とは異質な存在の彼女。最強の魔力の持ち主で、誰と戦っても勝ちます。彼女の戦う姿は格好良くてぞくぞくします。冷たいところは完璧に冷たくて、真剣に怖いです。
そんな彼女に出会い、あろうことか求婚し、断られても全くめげずに押して押して押しまくるヒーローのオスカーも、またすごいひとです。知恵も強さも包容力も兼ね備えた最強の王子様です。オスカーも大好き!無謀なところが短所であり長所です。
ティナーシャとオスカーのやり取りはいつも息ぴったりでコミカルで、読んでいて楽しいです。
ティナーシャの品のある優しい丁寧語とオスカーへのそっけない突っ込みがくせになる……(笑)。

オスカーとティナーシャのふたりは、次から次へと困難な事件に巻き込まれ、ティナーシャの凄惨な過去に足を突っ込み、……、展開は目まぐるしくて、息つく暇もありません。
そんな濃いお話の中で、少しずつ心を寄り添わせていくふたりが、言葉にならないほど愛おしいです。
ティナーシャがオスカーだけにみせる蕩けるような愛に満ちた微笑み……たまらない。

すったもんだの果てに、ようやくふたりの関係に決着がついたかと思いきや……えええー!!とひっくり返され、後編に突入。
なんでそこでそうなる?ティナーシャがかわいそうすぎる!(涙)
後半からはより一層、ラストまでノンストップでした。
物語はどんどん壮大になっていきます。主役ふたりは本当に、幸せになれるの?

本編終了後、番外編「Side Story 変質」まで読んで、ようやく一息。(これがまた番外編とは名ばかりの読み応え……このひとなぞりが個人的には一番好みでした。好みで良かったです。)
読み切った満足感、幸せ感といったらもう言葉になりません。

たわいないエピソードや脇役陣のエピソードや、短編もどれも面白いです。
平和な日常の猫事件の話が笑えて好きでした。
ティナーシャの属性は猫ですね。
あと勤務時間の話のオチに大笑い。

主役カップルふたりがなんといっても好きですが、脇役陣も個性豊かでいいですよ~。大好きですよ~。
私はシルヴィアとパミラ、ルクレツィアさん、女性陣が好きだなあ。
ティナーシャとルクレツィアさんの魔女同士の長い付き合い、距離感と言葉にしない友情が、たまらなく好き。
ルクレツィアさん、ティナーシャ大好きですね。愛してますね!(笑)
特に『変質』の中のルクレツィアさんには泣きました。
ほわほわおっとりな魔法士シルヴィアとティナーシャの友情も和みました。
男性陣ではレナートがなんだか好きです。
ある短編までたどり着いて、お幸せに~。確かに謎なカップルですが、和みます~。
オスカーとラザルの主従コンビもよきものです。
ティナーシャと因縁ある最強の魔族・トラヴィスと幼き貴婦人・オーレリアのふたりは、彼らだけで独立した長編ロマンスが読めそうな美味しさ!(笑)

途方もなく緻密に作られた世界観と設定で、ネタバレあり設定集をたどっていくのもまた大変楽しかったです。
名前の由来とか美味しいです。美しい響きの固有名詞ひとつひとつにきちんと意味があったのだと知ることができて、より一層キャラが好きになれました。

同じ世界観の『Babel』も、また読みます!設定集を読んでいると、もう、読まずにいられません。うずうず。
その前に、後の時代の番外編に移りたいと思います。

物語を読む楽しさを、存分に味わえました。
私からもぜひぜひ、おすすめです♪


この一週間それぞれの記事に拍手くださった方々、どうもありがとうございました♪

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カテゴリ: Memoriae シリーズ

タグ: no-seenflower 

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