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ようこそいらっしゃいました。すてきな書物と美味しい食べ物をどうぞ。

最近のオンライン小説読みの記録(2014年末編) 

年末、2014年も気づけばあとぽっちりです。
寒くなってきてからもまたちょこちょこオンライン小説を読んできたので、また一度、記事にメモ書き程度にでも感想を残しておきたいと思います。

まずは最近書籍化もされたこちら。
星持ちと弁当屋』久吉さん

星持ちと弁当屋 (一迅社文庫アイリス)星持ちと弁当屋 (一迅社文庫アイリス)
(2014/11/20)
久吉

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書籍化される前からずっと気になっていたお話でした。
これを機会に、ネット版を少し読み始めてみたら、面白くて。
息もつかせぬほどドラマティックな展開ではないのですが、堅実に進んでいく王道ストーリーが心地よくて、盛り上がるところはしっかり盛り上がるし、楽しめました。
村で弁当屋をしていても華々しい場所に連れ出されても、地に足をつけて頑張るリリアが、とても好もしいヒロインで、きちんとした大人の女性で、良かったです。
対するヒーロー・アルドさんの堅物さと、ほんのすこーしずつ出てくる情熱的なところも、たまらなかった!
高貴なひとたちの不器用なすれ違いが、切なかったです。少しずついい方向に向かい始めて、良かった。
リリアのルームメイトになったライラが男前の格好いい女の子でちょっと惚れ込んでしまいました。
ラストのエディラードとマデリーンの誓いがちょっとちょっと素敵でほろりときました。
リリアのお弁当の描写もとても美味しそうで気に入りました。手作りかぼちゃパイ食べたい。
書籍版はどうもネット版と少し設定が違っているようで、いまいち手に取る勇気が出ないというか……、でも新年になったらふつうに読んでるかも。

ナインカウントTiny Gardenさま
作品を読み始めてそろそろ数年の大好きなサイトさまの新連載。
『主任とルーキー』『一日五分間の彼』でお馴染みだった安井さん、ついにメインヒーロー!わーい、待ってました!
園田さん、自転車とお豆腐が好きな、ここのサイトさまの作品にしてはやや年齢上の大人の女性。
過去に安井さんと色々あったひとで、はじめはどうなるかなあと思っていましたが、基本さっぱりしたひと、かな。婚活など人並みにはじめてみるわりには恋愛に対してまるで奥手で鈍感で、読んでいくごとに可愛らしく好感を持てました。今の私自身に年齢や立場が重なる部分が多く、彼女の年頃ゆえのあれこれにいちいちとても共感できました。
安井さんの園田さんへの愛が一途でちょっと(?)重くて、園田さんの反応に子犬のように一喜一憂している姿が可愛らしくてときめきました。
スイッチが入ってからの安井さんの押せ押せモードは、さすが、石田さんの親友というか……(笑)。あついです。
社内恋愛ならではのときめきを楽しめるお話だなと思いました。
リアルタイムでクリスマス進行で更新されていくのが特に良かったです。私の現実のクリスマスに何もなくてもロマンティックな気持ちに浸れました。社会人ならクリスマスであろうと仕事です。でもアイスケーキは食べるのです。
ハーブティーとお豆腐料理が食べたくなるお話です!自転車乗りといい、健康的です。
まだ連載中なので、完結まで楽しみに読んでいきたいです。
安井さん視点の話と、あと他作品カップル視点の話も読んでみたいです。

あとこちらのサイトの『感激屋さん』も、読みました。
基本明るくさわやかに読めるラブコメで、良かったです。学生生活楽しそうだな~。コピーカードからはじまる恋、というシチュエーションに、個人的にかなり共感を覚えました。あとがつまっていると、ほんと、あせりますよね。

さやけくこひたもうBARROCOさま
『時々山椒時々砂糖』等楽しく読ませていただいたサイトさまの、地続きの現代恋愛もの。
箱入り娘のヒロインと、彼女の家庭教師としてやってきた大学生の青年の、純愛ものストーリーでした。
「清らかな恋なんて、ないのだろうけれど。」——タイトルに添えられているように、確かに、きれいにほわほわ優しい気持ちだけでは、うまく恋愛にならない。
それでも、だからこそ、すべてひっくるめて、本当に美しく清らかなラブストーリーでした。
上手く表現できないのですが。
ヒロインの、露子さん、なんて古風な名前と名前ぴったりの奥ゆかしくて楚々としたたたずまいがとても私好みで素敵。
そんな露子さんがまだほんの子どもだったころから暁人さんが注ぎ続けてきた愛情が甘く優しく深くて、読んでいてキュンキュンし通しでした。私の好みストレートの年の差ものです。知らぬは露子さんばかりでけっこうあからさまな彼の独占欲にときめきます。
他の作品とのつながりをできればもう少し読みたかったかな。
雪降る出会いに、今の季節に読むにはぴったりでした。
章タイトルの和風な雰囲気もよく合っていて素敵です。

旗守りのグロリア』『長靴をはいた侍女』霧島まるはさん
Twitterとか常にお世話になっている、まるはさんのお話も、ちょこちょこと更新が。
最近の短編『旗守りのグロリア』、ハッシュタグがかなり風変わりな……と見守っていましたところ、とってもきゅんきゅんのロマンスになりました。びっくりしました(笑)。グロリアの可愛らしさと良さをきちんと見出した彼の目の確かさに拍手。
続編のグロリアの家族も良かったです。
あと、『長靴をはいた侍女』の番外編が、なんて素敵なファウスとロニの恋文!作者さんもおっしゃっているように、あしながおじさんです!きゅんきゅんです!
そつがなくていねい、それでいてロニへのあたたかな愛情がたしかに感じられるファウスの手紙、とても好きです。「気をつけられよ」なんて言い回しが個人的にかなり気に入りました。
主人をたてて薔薇への正体をゆずったロニの心根の奥ゆかしさと優しさに、もどかしく思いつつ、改めて惚れ直したのだと、勝手に想像を膨らませています(笑)。やっぱりこのお話何度読み返しても好きですー!!(みぞれ交じりの寒い日にレインシューズをはいて雨傘をふりまわしつつあつく力説)

iPhoneにしてから、特に小説家になろうさんの小説が、読みやすくなりました。
今も読み始めているお話がいくつかあったりします。また記事にできたらと思います。


昨日それぞれの記事に拍手くださった方々、どうもありがとうございました♪

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カテゴリ: オンライン小説

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