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ようこそいらっしゃいました。すてきな書物と美味しい食べ物をどうぞ。

私の好きな美味しい物語6  城下町の串巻き焼きパン(『赤髪の白雪姫10』あきづき空太) 

相変わらず毎日いかに美味しいものを食べようかずうっと考え続けているわりになかなか記事にはならないシリーズですが、忘れているわけではないですよ!

今日の記事は、あきづき空太さんの異世界王宮ものファンタジー少女漫画『赤髪の白雪姫』より。

赤髪の白雪姫 10 (花とゆめCOMICS)赤髪の白雪姫 10 (花とゆめCOMICS)
(2013/07/05)
あきづき 空太

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服装や装身具や建物や植物や、細部への描きこみが毎回素晴らしく(少女漫画らしいかわいらしさとか繊細さとかなんかバランスが絶妙)、絵をながめているだけでうっとりひたれる漫画です。
食べ物も、ストーリー前面に出てくることはめったにないのですが、ときどき描かれているたびにどれもさりげなく美味しそうで、異国情緒あって、ひそかに楽しみにしています。

私がなかでも惹かれたのが、この十巻目、白雪とゼンの城下町歩きの場面で出てきた、男の人が焼いてる、長い串に直接ぐるぐる巻きつけられた大きなパン(たぶん)。
次のコマで、焼きたてをちぎったかけらをほおばっているちびっこたち。ほんっとうにいい笑顔でおいしそうでしあわせそうで、あつあつ湯気が立つ素朴ななりのパンも本当においしそうで、何気ないコマなんですが本当にお気に入りな場面だったのでした。

なぜこのタイミングで語りだしたかというと、先日図書館で借りた本がきっかけでして。

THE PASTRY COLLECTION 日本人が知らない世界の郷土菓子をめぐる旅THE PASTRY COLLECTION 日本人が知らない世界の郷土菓子をめぐる旅
(2014/05/31)
郷土菓子研究社・林周作

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カヌレやタルトタタンやそこそこ名の知れているお菓子から見たことも聞いたこともない不思議なお菓子まで、世界のめくるめく郷土菓子がカラーの写真と文章で楽しむことができます。
この本で私がいちばん心惹かれたのが、グルジアの串焼き菓子「ハチャプリ シャンプゼ」でした。
串焼きのパイ菓子。

串に刺したチーズをパイ生地で巻いて炭火の上でまわしながらじっくり焼き上げたもので、レストランで食べることができる。
サクサクに焼かれた生地の中に詰められたチーズは熱でトロトロに溶けている。
デザートの一つだが中のチーズはほんのり塩辛く。甘いものが苦手な人でもついつい手が伸びてしまう。 (154頁)

サクサクパイの中からとろーり塩味チーズ、想像するだけでおいしそうなんですが(笑)。
で、この菓子の写真に、どうも既視感がありまして。
しばらく考えた結果、「赤髪の白雪姫だー!!」と。
ただどの巻のお話だったか忘れてしまってて、最終的に自分のブログの過去記事検索して見つけ出しました。
私のブログもたまには少しは役立つようです。
と、まあ、そういうお話でした。

ぶどうジュースを小麦粉やコーンスターチでかためた紫色のペラムシや、煮林檎とクリームの花冠、ウクライナの大人のキャロットケーキ、カッテージチーズのドーナツ菓子、皆美味しそうでながめていてどきどきします。

ぐるぐる巻きつけパンって、なんか、独特の魅力がありますね。
私がちっちゃなころ近所にあったパン屋で、竹串にさしたウインナーにパン生地をぐるぐる巻きつけてケチャップをかけて焼き上げてあるわりとポピュラーな調理パンがあって、大好きでした。
ウインナーからひとくちひとくちはがしながら食べていくのが楽しくてウインナーの塩気とうまみがほんのりうつったパンが美味しくて。
ぐるぐる巻きのチョココロネなども、ときどき無性に食べたくなります。
カスタードクリームがつまったサクサク細長パイも、ときどきパン屋でみかけますが、あれもおいしそうですよね!

あきづき空太さん作品では、『ヴァーリアの花婿』でヴァーリアたちが旅の食卓で食べていた料理もおいしそうだったな。

夜なのにこの記事を書いていたらお腹がすいてきました。
そろそろ寝ますね。


この一週間の間にそれぞれの記事に拍手くださった方々、どうもありがとうございました♪

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カテゴリ: 私の好きな美味しい物語

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