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ようこそいらっしゃいました。すてきな書物と美味しい食べ物をどうぞ。

『Fal-reisia』他UM感想色々 

去年からもう一年以上になりますか、ずっと読んでいるno-seen flowerさまのmemoriaeワールド。
同人誌をもとめてついに東京に出かけてしまったくらいに大好きです。(→コミティアおでかけの記録
今よりもっと世間知らずでお金もなかった大学生の夏、荻原規子さんの『空色勾玉』のミュージカル化情報をネットで目にして私自身とは思えぬ早業でチケットを取り、まるで高校の遠足のようにリュックを背負って高速バスで東京に出かけたこともあったなあと、生協でそういえば思い出しました。
普段腰が重すぎる私ですが、ごくたまにこんな行動をして周囲を驚かせたりします。愛するもののためならどこまでも!
変わってませんね。

で、その東京のコミティアで買わせていただいた『Fal-reisia』。
通販もはじまっているようですし、そろそろブログで感想メモを書いてもよい頃合いかしら……とやってまいりました。
以下は一応追記にたたみますね。
全部ネタバレですのでお気をつけください。


ここ一週間くらいにそれぞれの記事に拍手くださった方々、どうもありがとうございました♪

『Fal-reisia』そして『月の鳥』
いつものこちらの同人誌らしい素敵な冊子。
今回は、表紙がカラーイラスト!カラー口絵もついている!きれいです!
私は例のごとくティナーシャさん大好きなのでカラー口絵のユディさんのイラストがいちばんお気に入りになりました。
エギューラ糸?が色とりどりで美しくて幻想的。
キーファもレヴィも格好いい!

そしてお話は、UMのふたりのいつもの繰り返しに留まらない、またひとつ、新しい物語の幕開けでした。
でもいつものふたりもお話にがっつりからんできてるのでそっち方面でも楽しめました。
初読時には確信が持てなかったのですが、四番目の大陸のお話だったんですね。
「エギューラ糸」←サイトの小話集でもたびたびでてきた謎のアイテム、正面から説明が加えられ戦闘場面で大活躍でした。

「レヴィの部下」とぼやんと認識していたキーファと、「ユディトの友人の少女」とやっぱりぼやんと認識していたミリアム。
ふたりに幼馴染、それ以上のつながりがあったとは知らずにびっくりしました!
いつも冷静沈着で淡々としていてセラやレヴィに振り回されつつ自らの役割をこなしていくキーファの有能さが格好良かった。冷たいようで人を見捨てられないお人好しのところが良い。
しかし奥に激情を隠し持っていて、はた目からみていて危なっかしい彼。確かにレヴィは心配するでしょう。
ミリアムは、私がこれまで勝手に持ってたイメージより戦う女の子でした。
敵対する勢力にそれぞれ育てられ再会してもかみ合わないふたりが見ていて歯がゆかったです。

ふたりの過去の重要人物「レイシア」。
彼女の正体がいったい何なのか、読み返してみてもいまいち分からない!はじめはユディトと同一人物かとも思っていたのですが、違うのかなあ。うむむ。
キーファとミリアムが受け継いだ力が、どういう風になるんだろう。
『Fal-reisia』タイトルどういう意味なんだろう。

そしてセラの豹変にはびっくりしました。正体にもびっくりしました。
バトル、キーファの武器の細工が活躍していて格好良かったです。
ミリアムとキーファの能力にも何か曰くがありそう。

そしてそしてもう一組の主人公コンビ?レヴィとユディト。
忠実な部下を振り回しつつ的確な采配で指揮して戦っているレヴィや、ユディトの能力を無効化して彼女に会いに行く(無茶して押しかけていく)構図など、わりと一番最初のオスカーとティナーシャのお話と雰囲気似ているかなー、と。
レヴィはもしかしてユディトに町で出会った前後から覚醒したのかしら。確証持てませんが。
ユディトの方は、「聖女」として外界から隔絶され生かされてきて、まるで世間知らずで現実味のない、ふんわりおっとりした女の子、といった雰囲気。(でも情勢はしっかり把握してるし、バトルもしてるみたいですが)
ユディト、もう世間では死んだことになってるんですよね。
レヴィとユディトの物語の行方はいかに。
持ち得る力が強大すぎて平穏な生き方ができないティナーシャがいつもながらに辛い。

せっかくなので、今回の同人誌と関係のない小話の感想メモ書いても良いでしょうか?
UM初期サイドから。
『晴天の破片』『燭台へ飾る』『地を埋め尽くす紅い花びら』
オスカーとティナーシャの新婚さん時代の幸せなエピソード。
読み返すたび幸せになれるので大好きです。
晴天の破片のどこでもドアは傑作でした。最強の魔女が最高の技術を用いて「時間」をプレゼントって、確かになんて贅沢なんでしょう。
あとフィストリア、ウィル、ルイスの三人姉弟も良いですね!
三人それぞれの恋のお話も大好き。
ルイスの『闇火』を読んでいると、確かにルイスはティナーシャ似の性格してるな……とちょっとおかしく幸せな気持ちになれました。ミラとルイスの関係性も、ミラとティナーシャとのそれとちょっと違っててそれも楽しい。
あとシルヴィアとパミラが大好きです。第二幕でティナーシャを慕いなんとか自国の王とくっつけようと迷走を繰り広げるシルヴィアがかなり好き(笑)。
シルヴィアとパミラの着せ替え人形と化しているとことん押しに弱いティナーシャの構図が好きです。うふふ。
シルヴィアの娘のライラがシエラの着せ替えを心から満喫している様子をながめていると、ああこのこシルヴィアの娘だな……としみじみしました。
フィストリアとウィルの子ども同士のカップルの出会いとかも気になる。たぶん本人たちはごくふつうに恋して幸せに結ばれたんだと信じてます。
百題話のティナーシャの両親の話とお城に侍女としてあがった女の子の話とかも好きです。ティナーシャの笑顔への想いがとても素敵で泣けてきます。
もっとあるけど書ききれない。

あとずっといまひとつ確信が持てないのですが、『Auratica』に出てくるキャラは、一部『水の冠』につながっているんですかね。
水の魔女カサンドラは、読めば読むほど、底知れない存在だなあと思えてきます。
オーティスへの愛情だけが彼女を鮮やかに色づかせるもので、ふだんのふわふわした姿を重ね合わせるととても切ないです。
そしてルクレツィアさん本当に面倒見いいな!

『Void』のはじまりからすでに終わっていた切ない恋物語が好きで、このお話、『Aeterna』の構図にちょっと似ているなとずっと後になってふと思いました。
『Aererna』も最近また読み返してまた泣けてきました。

そんな感じできりがないので今回はこのあたりにて。
続編や色々、今後も楽しみにお待ちしています!

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カテゴリ: オンライン小説

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