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ようこそいらっしゃいました。すてきな書物と美味しい食べ物をどうぞ。

読書週間のおすすめ本プレゼンまとめ 

ひさしぶりの雨の日曜日。
今日の記事は、Twitterの方で先週あたりつぶやいていた、「読書週間だからRTされた数だけお勧め本プレゼンする」タグをまとめてみたものになります。
読書週間、秋の季節を、意識していたり何も考えてなかったり。
ゆるいセレクトです。
が、どの作品も大好きなので、力いっぱいおすすめ!なのは確かです。
ブログの方では、すでに感想を書いていたりなんらかのかたちで書いたことがある作品ばかりですが、秋の読書のおともに、ご参考程度になれれば。

ぶたぶたと秘密のアップルパイ 矢崎存美




キュートで紳士なぶたのぬいぐるみ・ぶたぶたさんがこしらえるカスタード入り特製アップルパイが他に見かけないタイプで夢のように美味しそう。ぶたぶたシリーズは食べ物素材のものが一押しです!

(食べ物系のお話、『ぶたぶたの食卓』『ぶたぶたカフェ』『ぶたぶた洋菓子店』諸々おススメ!
カフェこむぎのホットケーキもキャラメルがレットも捨てがたいけれど、やっぱりあえてひとつを選ぶなら、秘密のアップルパイを食べてみたい)

螺旋時空のラビリンス 辻村七子



ルフが19世紀フランスに時間遡行し再会した娘は「椿姫」マリーとして華やかに暮らし不治の病を抱えていて。近未来と19世紀フランスの闇と光の対比、二人きりの時間遡行の迷宮は甘美で愛おしく。ラストの流れも素敵。

お菓子の本の旅 小手鞠るい 



作者の分からぬ手書き文字と挿絵の「お菓子の本」。偶然本を手にした少年少女がレシピをたどりこしらえたお菓子は家族の優しい絆をよみがえらせてゆき。本がつないでお菓子屋さんで育まれた淡い恋もきゅんと甘い。

猫色ケミストリー 喜多喜久 



化学系大学院生さんが主役のラブコメ。対人スキルは低くても真面目で良い人菊池君としっかり者で可愛いスバルさんがお似合い!「猫色」もしっかり楽しめます。化学ネタや理系学生さんたちの日常も新鮮で面白い。

(『ラブ・ケミストリー』『ラブ・リプレイ』など同一舞台、別主人公で繰り広げられる化学系ラブコメもあります)

サエズリ図書館のワルツさん 紅玉いづき 



本が希少なものとなった近未来を舞台に、サエズリ図書館の司書ワルツさんと図書館に通う人々が織りなす本への愛に満ちあふれた物語。ドジなOLカミオさんが読書の面白さに目覚める描写がすごく良い。

(ワルツさん、コトウさん、モリヤさん、図書館に関わる各キャラがとても良いです。なんとなく恋の気配がするのにもときめきました)

工学部・水柿助教授の日常 森博嗣 



森博嗣さん作品の中ではいちばん好き。ゆるい日常の謎ものミステリー。水柿くんと奥さんの須磨子さんのマイペース夫婦っぷりが微笑ましい。地元ネタも個人的に嬉しい。しかし津はそこまで田舎じゃないよ!

千年の時をこえて 沢村凛



小学生の静枝が神社で出会ったのは平安時代からやってきた少年マコマ。万葉集のうたを用いての日常謎解き児童書シリーズ。マコマと静枝の幼く淡い恋が微笑ましく時代の隔たりが切ない。竹岡美穂さんの挿絵も絶品。

シンデレラ・ティース 坂木司 



女子大生咲子さんが、歯医者さんの受付アルバイトをすることに…からはじまるお仕事ものミステリー。おっとり努力家の咲子さんと、歯医者のスタッフ無愛想で粉まみれの王子様こと四谷さんのロマンスが可愛い!

(歯医者さんがお話の舞台の割には?おいしそうな食べ物、おやつも登場し楽しめました)

水光舎四季 石野晶 



植物と心通わせたり絵に命を宿らせたり、ささやかな異能をもつ生徒たちを春夏秋冬区切りで受け入れる、寄宿舎水光舎。雪国の厳しくも豊かで美しい自然に抱かれて、繊細でみずみずしい心を持つ生徒たちの四季の交流の軌跡。

うるわしの英国シリーズ 波津彬子 



コミック文庫版『猫は秘密の場所にいる』。エドワード朝英国紳士淑女のラブコメだったり家族愛の物語だったり。家柄も頭も容姿もいいのになぜかいつまでも結婚できないコーネリアス、彼の運命のお相手は?

ハクメイとミコチ 樫木祐人



森に棲むこびと・ハクメイとミコチ、隣人達の自給自足ライフ。ちまっとした二人の暮らしぶりが実に楽しい。出てくる食べものが反則的に美味しそう。クリームチーズを塗ったブドウパンサンドイッチの魅力ときたら!

(はちみつカヌレも手毬寿司もおいしそう)

カフェかもめ亭 村山早紀



風早の街に女主人・広海さんが営むカフェで、美味しい飲み物でくつろぎお客様が語り出す、不思議な物語。銀の鏡とねこしまさんの話が大好きで読むたびに涙があふれ、クリームパンを食べるたびねこしまさんを思い出す。

月曜日の水玉模様 加納朋子



OL塔子さんと通勤電車で出会ったリサーチ会社員君の謎解きコンビが楽しくてほんのり甘い。現実のシビアさも混じりつつ優しくあたたかな物語。土曜日の嫁菜寿司が好き。続編「レインレイン・ボウ」もお勧め。

(続編レインレイン・ボウは、無人島に一冊持って行くならこれにするんじゃないかなあ、というほど私のお気に入り作品)

皇女アナスタシア 一原みう



避けられない悲劇へと傾いていく皇帝一家。陰謀渦巻く宮中で、アナスタシア皇女と医師の息子グレブの身分違いの淡い恋が優しく心にしみる。皇女に必ずしも優しくなかった家族が彼女に贈った愛情に、涙しかない。

(同じくロシアが舞台の歴史もの少女小説『大帝の恋文』もおすすめ!)

浪漫邸へようこそ 深山くのえ



大正時代を舞台に、貧乏華族のお嬢様と帝大の学生さんの一つ屋根の下奥ゆかしいラブロマンス。深山さん少女小説とあきさん挿絵の組み合わせがすばらしい。番外編の伊織さん視点での紗子さんが可愛すぎて悶絶…。

(深山さんの安定パターンの少女小説は『舞姫恋風伝』のころから大好きです。健気で謙虚で働き者のヒロインが報われるお話、好きだなあ!
新シリーズ『隠れ姫いろがたり』もおすすめですよ!)

英国マザーグース物語 久賀理世



とある事情から男装し新聞記者となった子爵令嬢セシルと彼女のパートナー絵師正体不明の青年ジュリアンが繰り広げるヴィクトリア朝ミステリ少女小説。秘密を抱えたままひかれあってゆく主人公達が愛しすぎる。

(コバルト系少女小説入門としてもおすすめなシリーズ。よくまとまってます。
あきさんの挿絵がまたすばらしいのです♪
そしてヴィクトリア朝少女小説がお気に召したら、同じくコバルト文庫の長編傑作シリーズ『ヴィクトリアン・ローズ・テーラー』『伯爵と妖精』両シリーズも、いつか読んでいただきたいなあ……。
短めの作品だったら、白川紺子さんの『嘘つきなレディ』もおすすめ)

空色勾玉 荻原規子



日本神話の世界、輝と闇の勢力争いが激しい豊葦原。闇の巫女姫ながら光に焦がれる狭也は、夢にたゆたう輝の末子稚羽矢と出会う。さだめに惑い震えながらも大切な人を見出し、大地を踏みしめ駆ける狭也がまばゆく愛おしい。

(中学三年生のちょうどこの時期に図書館で出会った本だったなあと、思い出して。
世界が変わるほど衝撃的にはまりました。
あの多感な日に、この傑作ファンタジーに出会えたのは、本当に幸運でした。
『白鳥異伝』『薄紅天女』もとってもおすすめ!)


ここ一週間くらいに記事に拍手くださった方々、どうもありがとうございました♪

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カテゴリ: 本の話題・おすすめ本など

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