Admin   *   New entry   *   Up load   *   All archives

ようこそいらっしゃいました。すてきな書物と美味しい食べ物をどうぞ。

11月の読書メーターまとめ 

ついに12月ですよ。なんと、まあ。
お正月休みに『水光舎四季』を読んで美しい世界にため息をもらしていたのがついこの間のような気がします。

そんなこんなで先月分の読書メーターまとめを追記より。

ブログに書いていなかった作品で特に良かったもの
小説…『サクラダリセット』『探偵・日暮旅人の遺し物』『騎士団付属のカフェテリアは、夜間営業をしておりません』
まんが…『この街は神様の庭』『飯カレ』『コレットは死ぬことにした』

ん?ほとんど全部じゃないですか?
いいんです。先月読んだ本は、中身の充実っぷりがどれも良かった。
日暮旅人さんは完結後の番外編。『愛の夢』の胡蝶の夢、幸せな旅人さんと陽子さんの姿が印象的で、涙が。
『騎士団のカフェテリア~』Webで読んだものに加筆ありで登場人物の背景まで丁寧に掘り下げられててとても満足度高い。
『この街は神様の庭』京都が舞台のゆるい和風ファンタジーであり、神さまと人間の娘の幸せで切ない恋物語でもあり。私好みすぎる。
『飯カレ』恋愛に発展しない段階の男女の関係が心地よい。読んでいてほっとできました。
コレットさんもあるかなしかのロマンスが非常にときめきます。ニンフの柊ちゃんとてもかわいい。

実は今日『サクラダリセット』完結巻まで読了しました。
とても優しくて繊細な日常のファンタジー。ケイさんと春埼さんの関係が最後まで好きすぎました。

そろそろ今年のベスト本を考え始める時期かしら。

2015年11月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:4353ページ
ナイス数:236ナイス

サクラダリセット6  BOY、GIRL and ‐‐ (角川スニーカー文庫)サクラダリセット6 BOY、GIRL and ‐‐ (角川スニーカー文庫)感想
最終章ということで、事態が色々決定的に動きはじめました。選択する行動は違えども登場人物みなが優しい人な物語です。相麻菫さんが二年前から築き上げてきたもの、彼女のシンプルな強い強い想いがなんというか上手く言葉にならない。春埼はだいぶ感情豊かな女の子になってきてケイ視点でとてもまぶしいです。物語の着地点が気になる!春埼とケイが再び幸せを分かち合えますよう。今までのキャラがたくさん再登場。ケイとごく普通に友情を築き上げてる中野君の存在はいいなあ。ケイと春埼はクラスで公認のカップル扱いなんでしょうか……。
読了日:11月29日 著者:河野裕
サクラダリセット5  ONE HAND EDEN (角川スニーカー文庫)サクラダリセット5 ONE HAND EDEN (角川スニーカー文庫)感想
相麻菫さんの真の目的がやはり謎で彼女によって導かれていく展開が読めずにどきどき。チルチルとミチルの物語、作り物めいた楽園ですがそこに込められた気持ちはシンプルな優しさで。管理局の人々や宇川さん、猫屋敷のおじいさん、大人視点からも物語を眺められたのも今回良かった。ケイと春埼の関係がやはりとても好きです。春埼さんの精神のありようの不器用さがいとしい。菫さんに意外に残酷な発言をするケイくんにびっくりしたけど……春埼のあの変質もリセットされたなんてそれを上回るくらい残酷。確かに。春埼が主役の劇はどうなったのかな。
読了日:11月28日 著者:河野裕
この街は神さまの庭~四神の京都・町家暮らし~ 2 (プリンセスコミックス)この街は神さまの庭~四神の京都・町家暮らし~ 2 (プリンセスコミックス)感想
四神と人の娘の恋物語。一巻目よりロマンスがぐっと進展していて切なくもときめきました。朱雀と白虎の恋の決着が対照的。白虎と紅葉のふたりがああいうことになるとは……確かに朱雀達と比べて光の当たらない場所での恋で、紅葉はあまりに無垢で心優しく、危うい感じもあったけれど。いったんすべてを忘れた紅葉がそれでも白虎の呼び声にこたえて会いに来た場面がとても良かった。朱雀と宮子さんの方も、振り返って明るくしみじみした気持ちになれるハッピーエンド。宮子さんの強さ凛々しさが光ってました。全二巻で終わっているのがもったいない。
読了日:11月23日 著者:かねもりあやみ
騎士団付属のカフェテリアは、夜間営業をしておりません。(1) (Mノベルス)騎士団付属のカフェテリアは、夜間営業をしておりません。(1) (Mノベルス)感想
Web版既読。原作の短いお話に大幅加筆で一冊の物語に、とは、贅沢。原作で好きだったかぼちゃのスープやりんごのパイのお話もきちんと収録されていて嬉しかった。カフェテリアの新キャラさんたちも皆いいひとで和みました。でも一番和むのはやはりロビンとサラのやりとり。ロビンの料理を幸せそうに食べてるサラがとても可愛らしい。彼女の背負うものはシビアなので余計ぐっときます。ロビンが姉妹にこき使われていたり調理器具収集マニアだったりのエピソードも面白い。番外編のパンケーキおいしそう。というかまだ終わってない!(嬉しい)
読了日:11月23日 著者:遠原嘉乃
コレットは死ぬことにした 3 (花とゆめコミックス)コレットは死ぬことにした 3 (花とゆめコミックス)感想
天界編。ギリシア神話の世界が作者さんの少女漫画世界に上手く溶かし込まれていて楽しい。わいわいにぎやかな女神様の集団で画面が華やか。アポロンの神殿のニンフの柊ちゃんがいいこで可愛くてコレットと仲良く薬草採取などしている姿に和みました。勝利の女神ニケさんも麗しく格好よく笑顔が魅力的!コレットとハデス様の距離もまた少し縮んだようで離れていてもお互いを常に思いやるふたりにきゅんとしました。コレットの危機にかけつけてきたハデス様の必死の様が印象的でした。カロンさんの番外編も、ちょっとシビアだったけど、良かった。
読了日:11月21日 著者:幸村アルト
かなりや荘浪漫 星めざす翼 (集英社オレンジ文庫)かなりや荘浪漫 星めざす翼 (集英社オレンジ文庫)感想
登場人物紹介の頁のお茶会イラストが素敵。柔らかく優しい救いの物語であると同時に、思っていたよりがっつり漫画家お仕事ものになりそうで今後の展開が楽しみです。現時点では名前のみ登場のライバル娘達が気になる!茜音作かぼちゃシュークリームやユリカのお土産シュークリームが美味しそう。紅林玲司さんと茜音の関係性にもときめく。意外とデリカシーない玲司さんが妙に可愛いのでした。ましろさんの物語は胸がしめつけられるようで。ホテルのひととの再会、あのラストにたどりついて本当によかった。茜音の担当編集者が美月さんで、よかった。
読了日:11月21日 著者:村山早紀
東京すみっこごはん (光文社文庫)東京すみっこごはん (光文社文庫)感想
商店街にたたずむ「すみっこごはん」は、プロではない素人たちが集まってご飯を作ってみんなで食べる、共同台所。丁寧に手順を踏んで作られる家庭料理は美味しそうで楓ちゃんや奈央さんの立場に共感し胸がえぐられて人の優しさがしみる。読んでいて元気になれる物語でとても良かったです。お味噌汁も肉じゃがもクリームコロッケもおいしそう。最後に人間関係がぴたりぴたりとつながる場面にじんわりしてしまいました。続きが読めるなら田上さんや金子さんたちのお話も読みたい。楓ちゃんや奈央さんの恋愛の行方も気になる。
読了日:11月20日 著者:成田名璃子
サクラダリセット4  GOODBYE is not EASY WORD to SAY (角川スニーカー文庫)サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY (角川スニーカー文庫)感想
短編集。このシリーズの雰囲気は短編形式も合いますね。ショートショートの『ある日の春埼さん』が可愛すぎる。お見舞いの戸惑いもお友達作りも全部微笑ましく可愛らしくて感情豊かな女の子になってゆく春埼さんがいとおしいです。野ノ尾さんと少年と猫と月の砂のお話が好き。各パーツの組み合わせが素敵にロマンティック。無性にホイップクリームかけホットケーキが食べたくなってきました。相麻さんのことがあってから築き上げてきたケイと春埼の絆が一層いとおしくなりました。猫のストラップ、象徴的。『ホワイトパズル』も素敵でした。
読了日:11月17日 著者:河野裕
ご近所の博物誌 (Jets comics)ご近所の博物誌 (Jets comics)感想
博物学者の女性と両親を亡くした少年のほのぼのした物語。ふたりとも世界を見るまなざしがきらきらして素敵でこうありたいなと思ってしまいました。
読了日:11月15日 著者:わかつきめぐみ
この街は神さまの庭~四神の京都・町家暮らし~ 1 (プリンセスコミックス)この街は神さまの庭~四神の京都・町家暮らし~ 1 (プリンセスコミックス)感想
四神たちが京都で人に混じり生活している基本ほのぼの少女漫画。神さまと人間の女性のほのかなロマンスがとても好きです!オネエ系お花屋さん白虎さんと紅葉さんのお話が好きかなあ。くれはさん、素敵な名前。ぎんもくせいとコスモスが美しいです。他三人を微笑ましく穏やかに見守る玄武の過去の回想の物語は切なかった。やはり神と人との恋は厳しい道のようですが、さてみんなの行く末は。
読了日:11月14日 著者:かねもりあやみ
飯カレ(1) (KC KISS)飯カレ(1) (KC KISS)感想
オムニバス集。恋人ではない、夫婦ではない、恋愛には発展しない、食べ物でつながる男女二人の距離感が、読んでいてとても居心地よかった。おおきなバターロールに焼きそばをはさんで……ふたりのサンドイッチタイムがおいしそう。カレーもハンバーグもブランデーケーキも食べたい~。
読了日:11月13日 著者:日向なつお
サクラダリセット3  MEMORY in CHILDREN (角川スニーカー文庫)サクラダリセット3 MEMORY in CHILDREN (角川スニーカー文庫)感想
一旦物語は過去に戻り、ケイと春埼、相麻菫の出会いから。相麻さんが想像していたより明るく社交的な普通の女の子で意外な感じがしました(笑)。でも彼女の意図は最後まで読んでもやはり私にはよくわからない。難しい女の子だけどやっぱり私は春埼さんがとても綺麗で好きだなあと思いました!春埼とクラカワマリのぎこちない交流が一応の決着に至るまで、良かった。春埼とケイの関係も好きです。ときめきました!羊の背中にジッパーがあれば……の下り、やはり二人は似た者同士なのでしょう。中野くんの立ち位置も良いですね。
読了日:11月13日 著者:河野裕
最後の王妃 (コバルト文庫)最後の王妃 (コバルト文庫)感想
割と正統派コバルト少女小説だったかなと。謙虚で賢いヒロインが好み。正妃になるべく育てられ嫁いだルクレツィア、王には愛人がいて……マリー自身はあくまで善良な娘なのが辛い。そして国と夫を失い、少しずつ世界をしり成長していく姿が好もしかった。ティアナとルクレツィアの関係が年齢とかちょっとちぐはぐだけどなんか好きです。ヒーロー・メルヴィンののびやかで影のない精神も心地よい。ルクレツィアがそれまで成してきた小さなことでもあとから報われるという展開が王道パターンでも気持ちいい。ティアナ主人公のお話も読んでみたいな。
読了日:11月8日 著者:白洲梓
王女の条件 1 (花とゆめCOMICS)王女の条件 1 (花とゆめCOMICS)感想
作者さんの絵柄は華やかな王国ものでもしっくり馴染んでいます。美しいドレスやお姫さまや存分に堪能できてうれしい。お話の方はなかなかにドロドロですが……賢く強かな姉とふわっと生きている妹、どちらにも長所と短所がありそこがいいな。まだまだ幼さ残るのにこんなにシビアな陰謀の世界に放り込まれるのは気の毒というか……。アフォンソも姉妹どちらも大切に思ってはいるんだろうけどな。登場人物の中ではシドニオがまず不憫。でも確かにもう少し違う風に接しないとエストレーラの心には届かない気が……。ルアの今後の身の上が気がかり。
読了日:11月8日 著者:磯谷友紀
サクラダリセット2  WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL (角川スニーカー文庫)サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL (角川スニーカー文庫)感想
一巻目に続いて表面上は淡々とつづられる異能を持った人々の物語。春埼の感情が少しずつ表に見えるようになってきて良いヒロインだと思いました。ケイと春埼の関係がやはりとても好きです。絆創膏をはる理由なんて、この世界からなくなってしまえばいいのに~なんて思いが透けて見える。二年前にいったい何があったのか、これからケイは何をしようとしているのか、気がかり。桜の写真の恋物語は切なくて。岡絵里の気持ちもなんか分かるので利用されている彼女の姿も悲しいものがありました。
読了日:11月8日 著者:河野裕
探偵・日暮旅人の遺し物 (メディアワークス文庫)探偵・日暮旅人の遺し物 (メディアワークス文庫)感想
番外編その一。前半二話はこのシリーズの既刊収録でもおかしくない短編。ほの黒さもセピア色の切ない人のぬくもりも。テイちゃんと子猫のワタゲのお話は微笑ましく可愛いお話。『愛の夢』平凡な(?)環境で育っても旅人の性格は外面良くてもブラックで、陽子さん限定で純粋に優しくいいひとにふるまってて、それに気づいてないのが陽子さんだけ。というのも変わってないのがおかしい。タイムカプセルの内容、そしてあれを燃やした旅人の心情を思うと、なんとも言い難い気持ちに。『君の音』知世ちゃんと良太君の人柄が染み入る優しいお話。
読了日:11月1日 著者:山口幸三郎

読書メーター


関連記事

カテゴリ: 読書メーターまとめ(月別)

この記事に対するコメント

コメントの投稿
Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://hananomi691.blog10.fc2.com/tb.php/1515-c9481036
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)