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ようこそいらっしゃいました。すてきな書物と美味しい食べ物をどうぞ。

7月の読書メーターまとめ 

8月になりました。なつやすみ!
昨日ぐらいからまた暑いこと暑いこと。溶けそうです。

月はじめということで、先月分の読書メーターまとめ記事を、追記より。

ブログに書いていない作品で特に良かったもの
小説 『桜乙女と黒侯爵』
まんが 『おはよう、いばら姫』『金の国 水の国』『甘々と稲妻』

まんがはまず、『おはよう、いばら姫』の最新刊が、絶品でした!
志津さんと哲のふたりがほほえましく愛おしすぎる。いびつな関係の中で、純粋に哲に信頼を寄せる志津さんの笑顔にやられました。腹をくくった哲も男前!これは素敵な少女漫画だと思います。巻数が進むごとにどんどんはまってゆきます。
岩本ナオさんの異世界ファンタジー『金の国 水の国』も、とっても素敵な少女漫画でした!
ヒロインのサーラの心根の美しさがしみる。ヒーローのナランバヤルさんも最高に格好いい。細部までのていねいな描きこみに、漫画を読む楽しみを存分に堪能させていただきました。あと食べ物が美味しそうですよ。
『甘々と稲妻』は安定の面白さでした。チョコりんごジャムのブッシュド・ノエルが非常に気になる。

何をいちばん読んでいたかというと、『女王の化粧師』。そんな一か月でした。
何もかも忘れてのめりこむほどに面白い作品にまたひとつ出会えて、幸せです。

2016年7月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:4612ページ
ナイス数:269ナイス

くーねるまるた 9 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)くーねるまるた 9 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)感想
チーズ味の卵ボーロなんて思ってもみなかったです。手作りウスターソースもすごい。マルタさんの近くで集う女性陣が読み進めるごとに味わい深くて読んでいて幸せ。
読了日:7月31日 著者:高尾じんぐ
贄姫と獣の王 1 (花とゆめCOMICS)贄姫と獣の王 1 (花とゆめCOMICS)感想
生贄として育てられ帰る場所なんてないと微笑むサリフィが辛い。一見とてもこわい王様とサリフィの仲はほのぼのしていて和みました。これからロマンスとしてどういう風に進んでいくのだろう。無邪気で物おじしない少女サリフィの居場所はまさに王様の側以外にはなく、サリフィを迎えに来る王様の場面がほっとします。王様の出生の秘密も気になる。
読了日:7月31日 著者:友藤結
エチュード春一番 第二曲 三日月のボレロ (講談社タイガ)エチュード春一番 第二曲 三日月のボレロ (講談社タイガ)感想
作品世界が夏休みで時期的にもぴったり。美綾とモノクロのかみ合わないコンビも馴染んできて、美綾の世界もぐっと広がり面白かったです。しかし氷川と聞けば『薄紅天女』の世界を思い浮かべずにいられない。神や神社について語られてゆく場面ではそのたび荻原先生の他作品とのつながりを探さずにはいられなかった(笑)。美綾の適性に悩む姿が共感を持てました。弓月さんが最後まで読むとけっこう好きでした。愛里さんとの友情も。最後に一番格好良く頼もしかったのはなんといっても川森先生。モノクロの今後に期待したい(笑)。
読了日:7月31日 著者:荻原規子
かつくら vol.19 2016夏かつくら vol.19 2016夏
読了日:7月31日 著者:
逃げるは恥だが役に立つ(7) (KC KISS)逃げるは恥だが役に立つ(7) (KC KISS)感想
仕事とは。今回も色々考えさせられるものが多くてそして漫画としてもやっぱり面白くて満足。自炊は食材の管理ですよね……管理が難しい………。別居からお互いにとってよりよい方向に行きそうでひとまずほっとしました。百合ちゃんと風見さんの二人も気になります。
読了日:7月30日 著者:海野つなみ
氷の花たば (岩波少年文庫)氷の花たば (岩波少年文庫)感想
民話風のファンタジー短編集。自然の描写が繊細でしっかり土の香りがして魅力的です。表題作と『木こりの娘』がロマンティックでお気に入り。残される立場で考えると切ないのだけれど……。サクラの花びらで自分のウェディングドレスを縫うチェリーちゃんなんて設定がそれだけで夢のように美しい。スケートをする冬のローズの美しさも素敵ですねえ。作者さんの人生を解説で読むとまた考えさせられるものがありました。
読了日:7月30日 著者:アリソンアトリー
ゆめ結び むすめ髪結い夢暦 (集英社文庫)ゆめ結び むすめ髪結い夢暦 (集英社文庫)感想
倉本さんの初一般向け文庫は、武家の娘でありながら髪結い、きれいなものが大好きなヒロインの物語。読みやすく安定した物語で髪結いの様や着物や小物遣いの描写もさりげないながらに美しい。自らの環境が変わっても自分が好きなものに一途な卯野もよいヒロインです。世界を眺める目がきらきらまぶしい。ロマンス的には生真面目なお兄さんと兄嫁の千世さん達が好きでした。千世さんいじましい…。これは続きがあるなら読んでみたい。そして解説が少女小説の歴史っぽく倉本さんの過去作品のタイトルも並び懐かしい!きっとシリーズの続きを読みたい。
読了日:7月29日 著者:倉本由布
聖裔の花嫁 すれ違う恋は政変前夜に (講談社X文庫ホワイトハート)聖裔の花嫁 すれ違う恋は政変前夜に (講談社X文庫ホワイトハート)感想
偏屈な聖裔の青年ルトフィーと人の良い訳あり侍女メラルが主人公。政治面ではともかくロマンスはほのぼの可愛かったです。最初の印象よりルトフィーが普通の青年だったなと思いました(笑)。そしてシリーズ第一作に出てきた侍女二人組はここから派遣されていたんですね!ヒロインが作るお菓子が美味しそうで和みました。
読了日:7月27日 著者:貴嶋啓,くまの柚子
ドクターぶたぶた (光文社文庫)ドクターぶたぶた (光文社文庫)感想
内視鏡手術のエキスパートぶたぶたさん。確かに他の仕事に比べて外見がよりネックになりますよねえ。それぞれの物語の家族がちょっとすれ違っていても基本優しくお互いを大切にしている人たちで、ぶたぶたさんとの交流に、心があたたかくなりました。『恋かもしれない』の祖父母と孫の関係が良かった。あとチーズスフレケーキがおいしそうです。美味しい食べ物を適量楽しむのがやっぱり一番ですね。
読了日:7月26日 著者:矢崎存美
下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ (集英社オレンジ文庫)下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ (集英社オレンジ文庫)感想
今回は野々宮家の過去の物語をひと時代ずつ紐解いてゆくような面白さがありました。第一話は既読。零れ落ちる星の花、白と紫の桔梗の花、イメージが美しい。千鶴さんと慶介さんの年齢や立場が、鹿乃達と重なりを感じつつも性格はだいぶ違ったようで、芙二子さんも交えて微笑ましかった。ご両親の鹿乃への愛情が確かに伝わったのも嬉しい。慧の過去のどうしようもない傷が苦しくて、鹿乃と慧の関係が揺らいで少し進んで、引きこまれました。春野さんの今後の出方も気になる。鹿乃の曾祖父母の馴れ初めエピソードも兎のモチーフが可愛らしく素敵。
読了日:7月24日 著者:白川紺子
金の国 水の国 (フラワーコミックスアルファスペシャル)金の国 水の国 (フラワーコミックスアルファスペシャル)感想
細部までのていねいな描きこみ、好もしいキャラクターやおとぎ話風味の優しいストーリー、すべてが魅力的でとても良い少女漫画でした。絶世の美女ではないけど心根が優しく芯の強いサーラがなんてすてきなヒロインなんだろう。育ちの良さが全然嫌味じゃない彼女の美質になってるのがすごい。気さくで賢いナヤンバヤルもすてきなヒーローでふたりともお似合いで、犬と猫を通じての出会いから仲良くなっていく筋もほっこりしてとても良かった。「家族に星の輝きの名前を~」のサーラやお茶会のビスケットのやりとりなど宝石のような台詞がいっぱい。
読了日:7月18日 著者:岩本ナオ
おはよう、いばら姫(4) (KC デザート)おはよう、いばら姫(4) (KC デザート)感想
志津さんも哲もなんて可愛らしいんでしょう!浴衣を買い、夏祭りにも出かけ、ふたりの距離がまた縮んでどきどき。志津さんの哲を信頼しきった表情がとても美しくて胸が締め付けられます。それにしても志津さんのお父さんはなんなんだろう。お母さんとの関係も歪んでいるなあ……。しのぶさんの過去の事情も気になる。千尋くんが予想外に頼もしい協力者になってくれて嬉しいです。哲と涼ちゃんが仲直りできて良かったけれど、これから志津さんのことどうするんだろう。どきどき。あと志津さんの服のコーディネイト話も面白くて納得。
読了日:7月16日 著者:森野萌
ノーサンガー・アビー (ちくま文庫)ノーサンガー・アビー (ちくま文庫)感想
十七歳の夢見がちな普通の女の子がヒロインのラブコメ。当時の既存の小説のパロディ版とあとがきを読んで納得できました。欠点もあるとはいえ素直で心優しく朗らかなキャサリンはみんなに好かれるのがよくわかる。ヒロインの方から好きになりヘンリーも彼女を愛するように……というのも当時は新鮮だったんだなあ。キャサリンが自分のとんでもない妄想をヘンリーに隠さず素直に反省し悲嘆にくれる姿がいいこだよね。イサベラ兄妹はどうでもいいけれどキャサリンのお兄さんがちょっとかわいそうです。
読了日:7月15日 著者:ジェインオースティン
一華後宮料理帖 (角川ビーンズ文庫)一華後宮料理帖 (角川ビーンズ文庫)感想
一風変わった中華風ファンタジー少女小説で読み応えもあり面白かったです。中国っぽい国に貢物として嫁いできた古代日本っぽい国の皇女さま。しんどい状況下でもわりとマイペースに暮らし、食に関しては全身全霊をかけ打ち込む姿が好もしい。殺伐とした皇帝達の世界でひとり穏やかで理美のことを最初から心より案じていた朱西も好きで、これはこのふたりでロマンスになるのかしら?楽しみです。でも皇帝陛下もあれで心が広くこの先名君になりそうな気配だし、三角関係?どうなるんでしょう。理美と斎宮様のエピソードの二人の関係性が好きでした。
読了日:7月9日 著者:三川みり
万国菓子舗 お気に召すまま ~お菓子、なんでも承ります。~ (マイナビ出版ファン文庫)万国菓子舗 お気に召すまま ~お菓子、なんでも承ります。~ (マイナビ出版ファン文庫)感想
洋菓子和菓子にとどまらずに世界各国のおいしそうなお菓子のオンパレードで甘いもの好きにはたまらなかったです。物語は一話一話が短くあっさり目ですが、とにかくお菓子大好きお菓子バカな荘介さんと久美さんのコンビも微笑ましくなかなか良かったです。桃カステラもおふくろの味バター餅も台湾のパイナップルケーキも喫茶店のコーヒーゼリーもアプフェルシュトゥルーデルもとにかくおいしそう!そして自分でも(簡単そうな)お菓子を作りたい!
読了日:7月8日 著者:溝口智子
甘々と稲妻(7) (アフタヌーンKC)甘々と稲妻(7) (アフタヌーンKC)感想
ご飯を作って食べる一連の場面の幸福感が素晴らしい漫画です。つむぎちゃん成長したなあとしみじみしてしまいました。クリスマスもお正月も楽しそうで良かった。 チョコりんごジャム入りのブッシュド・ノエルがとてもおいしそう。栗きんとんもしゅうまいもおいしそうです。私はそういえば宇宙の果てが怖くてしょうがない子どもでした。
読了日:7月7日 著者:雨隠ギド
紅霞後宮物語 第四幕 (富士見L文庫)紅霞後宮物語 第四幕 (富士見L文庫)感想
彼女の死に関してひとつ決着が。後宮を離れて本分通り(?)戦う小玉がやはり格好良かったです。小玉と文林の分かり合ってる夫婦関係もやはり何かいい。清喜と綏がそれぞれいい味だしてるし、雪苑、がんばった。この時代の人々が後世どのように語り継がれていくのか知りたいという気持ち。
読了日:7月5日 著者:雪村花菜
高台家の人々 5 (マーガレットコミックス)高台家の人々 5 (マーガレットコミックス)感想
お話が大きく進みました。木絵が悩みたどり着いた答えに光正が気づく場面がとても好きでした。茂正おじいちゃんの回想場面もちらりとあって嬉しかったです。「きっと人柱になって村ひとつは救ってるよ」とラストの台詞が効いている。
読了日:7月3日 著者:森本梢子
桜乙女と黒侯爵  つながる過去と迫る闇 (角川ビーンズ文庫)桜乙女と黒侯爵 つながる過去と迫る闇 (角川ビーンズ文庫)感想
有紗と京四郎さんの過去がだいぶ明らかになり、二人の敵もはっきりしてきました。平穏な日々から一転の逃避行、有紗のことを淡々とけれども確実に守り抜く京四郎さんがとても格好いいです。しかし二人とも言葉が足りないところから微妙にすれ違っていて、読んでいてもどかしい。馨のことも気がかりだし、ラストがまた強烈にピンチだし、続きを早く読みたい!有紗の周りには相変わらず頼れるお兄さんたちが何人もいてそれぞれキャラが立っていて好感を持てるのがいい。醍醐さんも格好良かったです。
読了日:7月3日 著者:清家未森
緋色の聖女に接吻を-白き翼の悪魔- (ルルル文庫)緋色の聖女に接吻を-白き翼の悪魔- (ルルル文庫)感想
育ての親の復讐のため悪魔と契約し枢機卿となった少女アリーチェと天界から堕とされた悪魔バルキネスの物語。いかにもな退廃的、影のある設定の割に、主役二人がなんだかんだ人が良くて純情で、重くなりすぎず読める少女小説でした。結構ロマンス成分も多くてふたりとも初々しく可愛い。メレンゲが甘い。アリーチェが親との確執を超え民のためになりふり構わず頑張る後半部の姿がびしっと決まっていて格好良かったです。世界観もしっかりできていてあきさんの艶っぽい美しい絵が雰囲気あっていてとても素敵でした。
読了日:7月1日 著者:葵木あんね

読書メーター

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カテゴリ: 読書メーターまとめ(月別)

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