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ようこそいらっしゃいました。すてきな書物と美味しい食べ物をどうぞ。

『Fal-reisia 2』他感想 

夏コミから一週間。
残暑厳しくてちょっと辛いです。湿度が高いのがよろしくない。

さて、そろそろ『Fal-reisia』2巻目のネタバレ感想を書いても良いかしら!とやってまいりました。
以下は追記にたたみます~。
no-seen flowerさまのMemoriaeシリーズ(特にUnnamed Memory)ネタばれですのでお気をつけくださいませ。
ちなみに私の最愛キャラはティナーシャです。


表紙の赤毛ロングヘアの可愛らしい格好をした女の子は誰だろう、と思って読みはじめる。
リーズ!そういえばいましたね!
今回はそのリーズがとにかくもう、可愛らしくて健気でがんばっていて、他の皆さまもおっしゃっていた通り、ヒロインはまさしくリーズでした。

誰が敵で味方か分からぬ不穏な情勢の中で進行していく物語、キーファとリーズのふたりの道中が、読んでいてほんわかしました。
手負いの獣のようだったリーズがキーファの人柄に次第に心を許していく過程がね。
リーズのそっけない丁寧語口調とほだされてくるにつれて出てくる不器用な優しさ、いざというとき自分をかえりみないところは、ちょっと誰かさん(というかティナーシャ)を彷彿とさせて懐かしい気持ちになりました。
キーファは間違いなくいい男なんだけど、罪作りだよな……。
三角関係とぎりぎり呼べるかどうか、でもキーファとミリアムのふたりには幼馴染としての絆がすでにしっかり存在していて、リーズも最初から分かっていて、というところが本当にリーズ切ない。

キーファとレヴィは、結局のところ似た者主従だなと。
優秀で冷静沈着でナチュラルに優しくて、有能であるがゆえに独断行動が多いのがたまにきず。
お互いがお互いの理解者で、相性も良いのだと思います。
女の子を守ろうと必死なキーファの姿に自然と応援したくなりました。
そして確かにあそこは、マジで何やってるんですか閣下……ですよね。そりゃあ、キーファは何も知らないですもんね。

ああ、それにしてもセラがますます怖い。今回さらにバージョンアップしてしまってる……。
そしてレイシア様の正体と真意には愕然としました。
楔、とか核心にせまるキーワードの数々。
ミリアムにも気がかりな症状があり、どう転がっていくのか。
気になるといえばリーズの故郷のエギューラの使い方も何か意味があるのか。

そしてレヴィとユディトのふたりがやっぱり気になりますよね。
ユディトが初登場時のイメージに比べずっと冷静でしっかりしていて指示も的確で慈悲深く、名実共に皆に慕われる「聖女様」だったんだなあと思いました。
(だってティナーシャですもんね!)
あの入浴場面には色々と思うことがありますが。世間知らずめ!
レヴィはどこまで何を知っているんだろう。
やっぱりレヴィはこれまでの転生の中でも、もともとのオスカーに性格とか行動が近いような気がします。

「軍部」が言葉の意味以上にやっかいな組織みたいで、昔から闘争を繰り広げてきたらしい相手のテドラもやっぱりやっかいだな。
確かに最初からどちらもうさんくさかったけれど。

なんかもうセラの様子を読んでいると、ティナーシャが覚醒してやっつけてくれない限りはどうしようもないんじゃないか、という気がしてきました。
みんな頑張って生き残ってほしいな。本当にリーズは切なかった。
逸脱者コンビがこっちの世界の物語にどのように関わり収束させてゆくのか、キーファとミリアムたちの戦いの行く先はどうなるか、続きがとてもとても楽しみです!!

微妙な組み合わせのホットドッグのエピソードに脱力しつつ、ユディがパンに塗っているフルーツバターがなにげにおいしそうでした。

ペーパーの小話、BabelのふたりとUnnamed Memoryのふたりの魔法についてのあれこれが、それぞれのカップルらしくて、良かったです。
ファルサスの王妃時代のまだまだ無邪気なティナーシャと無謀な冒険好きの王様オスカーの仲のいいやりとりは、読んでいて本当に涙が出てくるほど幸せです。
そしてニケが出てきた!がんばれニケ。

あと『Babel』の書店限定小話の特に図書館のお話が、私得以外の何物でもない美味しいお話であったことを、ご報告いたします。
こっちの世界とあっちの世界の図書館事情って読みたいに決まってます。
あえて重たい本で体力つくりを意図していたんですか!さすが雫とエリク。
本を持ちだしたら呪いで死ぬとか怖!でもこちらの世界だと確かにありえなくもないな。と思えてくる。本の価値も違うしなー。
図書館の本を後生大事にする雫の姿勢にますます彼女への愛おしさが増したのでした。
情報提供くださったt-snowさんには諸々本当に大感謝です♪

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カテゴリ: オンライン小説

タグ: no-seenflower 

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