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ようこそいらっしゃいました。すてきな書物と美味しい食べ物をどうぞ。

『本好きの下剋上』第四部Ⅱ~第五部少々 



今月に入ってからの私は、ひたすらこちらのシリーズを読み進めています。
現時点で書籍化されている最新部分に到達した後、Web版にも手を出してしまった。
今は第五部、残り90話ぐらいかな?

すごい勢いでだーっと読んでいるためその場その場でぐっときたポイントをいくつも取りこぼしていそうですが、それでも先を読み進めることを優先したい!ということで、ほんのメモ程度に感想を。
いや本当、第四部のラスト~第五部への衝撃の展開、それに伴ってローゼマイン達に生じたぴりっとした緊張感が、たまらないんですよ。
これは確かにフェルディナンド様格好いいです。心から納得しました。


この二週間くらいにそれぞれの記事に拍手くださった方々、どうもありがとうございました♪


『貴族院の自称図書委員 Ⅱ』
宝盗りディッターとトラウゴット事件かな。
かわいいシュバルツとヴァイスがこんなに価値があるものだったとは!
トラウゴットはダームエルへの態度だけでローゼマインの側近として完全にだめだと思いました。
あと印象的だったのはレオノーレ視点の番外編かな。
ヴィルフリート君への認識にかなりずれがあっておおっとなりました。
ライゼガング系貴族の視点ぷらす、自身の視点でローゼマインの人間的な美質をちゃんと見ていて主としてふさわしいとみなす彼女のありようがとても好もしいなと思いました。
冷静沈着で真面目な勉強家でリーダーシップもとれるレオノーレは後々までかなりのお気に入りキャラです。

『貴族院の自称図書委員 Ⅲ』
エグランティーヌ様とアナスタージウス王子がなんだかんだ幸せそうで微笑ましい。……なんてこの時点では素直にそう思っていただけだったのだけど!
あとアンゲリカのお相手がいつの間にか決まっていてびっくり。アンゲリカ本当に美人だな。
老獪な貴族の駆け引きばかりの中でアンゲリカみたいなキャラは貴重な和み役です。
そして下町との細い糸のつながりがまた切れてしまう。むしろここまでよく持っていたというべきか。ベンノさんの慧眼には本当に恐れ入ります。ルッツとギルの新しい約束にぐっときました。ギルがやっぱりローゼマイン様大好きだったのでなんだかとっても安心しました。
不安定なローゼマインに不器用に愛情をかけるフェルディナンド様にもぐっときました。
フィリーネの家族問題も、この世界の貴族社会のえげつなさを感じて心が痛い。ダームエルが本当にフィリーネちゃんの王子様で格好良かったです!

『貴族院の自称図書委員 Ⅳ』
比較的穏やかな巻でした。
ヴィルフリートとローゼマインの婚約。なんかこのあっさり感がローゼマインらしいといえばらしい。
ハルデンツェルの土地柄、ギーベの人柄が好もしいなと思いました。そしてエルヴィーラお母様の苦労を改めてしのばずにはいられない。
カルステッドお父様との仲も少しは修復されたのか、良かったです。
エントヴィッケルンとヴァッシェンで下町の民を守るために奔走するローゼマインとギュンターお父さんたちの連係プレーにもぐっときました。

『貴族院の自称図書委員 Ⅴ』
染め物コンペとエーファお母さんの奮闘とローゼマインの思いに胸が熱くなりました。
ローゼマインへの愛情がまるで揺らぐことなく己を高めていくことで娘に近づいていく、下町の家族たちの姿がひたすら尊い。
アーレンスバッハの花嫁達どうなることかと思いましたが、少なくともアウレーリア様は誤解されやすいだけの良い人でほっとしました。ローゼマインの自分に興味のあることしか話題にしないめちゃくちゃなところが、かえってアウレーリアの警戒を解かせたようだし、良かったのではないかな。
旧ヴェローニカ派のマティアスとラウレンツが登場。ローデリヒも加えて彼らの協力もじわじわきます。
グレッシェルとハルデンツェルは似ているようで全然違うお土地柄だなと思いました。
ヴェローニカ様の土地でもあったし、貴族関係が複雑!!

『貴族院外伝1年生』
ローゼマインの周囲の人々視点の短編集。
それぞれの立場によって、同じ出来事や人物でもかなり見方に違いがあって、面白かったです。
ダンケルフェルガーのハンネローネ様がかわいらしい。彼女の間の悪さが確かにすごい。そして実は本好きではなかったとは!(大衝撃)でも確かに娯楽もの恋愛小説と重厚な歴史書とでは全然違うよね。
ヴィルフリート君も確かに頑張っているのは伝わってくるのだけれど、ローゼマインの婚約者としては正直役不足感が否めずちょっと気の毒ではある。
アンゲリカのお話がほっこりして好きでした。何も考えていないわけではなく彼女もコンプレックスを抱えていて、だからこそというかローゼマインにくもりのない忠誠心を抱き、貴族の価値観なしに神殿の皆と仲良くなれる彼女のあり方が好き。そしてエックハルト兄様ならお似合いです。
フィリーネちゃんとローデリヒには頑張ってほしいなと思いました。
そしてルーフェン先生が単なるディッター好き暑苦しいだけの先生ではなく、色々な事情を踏まえて物事を考えられる良い先生だな。
トラウゴット視点のお話、ユスクトスが最後に母親を侮辱されて一番怒りを見せた姿が、なんか印象的で良かった。リヒャルダの生き方って苦労ばかりだなと読めば読むほど思う……。

『貴族院の自称図書委員 Ⅵ』
ヒルデブラント王子本人はかわいくていいこだけど、また王族に予期せぬつながりができて、しかも彼もローゼマインも社交を理解しておらず周囲があわあわしているのが非常に気の毒!
魔物討伐のエーレンフェスト勢の協力体制が良かったです。レオノーレの優秀さがきらりと光ります。
そしてローデリヒを後継者として教育をはじめたり、ハルトムートの暗躍っぷりが巻を追うたびに磨きがかってきます。
ハルトムートの他の追随を全く許さない詳細な報告書はすごいです。魔物討伐時には聖女賛美で抑えきれないテンションなのもご愛敬というか(笑)。
うーん、やっぱりヴィルフリート君よりシャルロッテの方がローゼマインの優れているところまで客観的にきちんと見られている気がするんだよな。
ローデリヒの辛い立場がまた心に痛い。

Web版第四部末まで
危険いっぱいのお魚料理に度肝を抜かれました。
ハルトムートと婚約者のクラリッサ。すごい。ローゼマインは敵も作るだろうけど信者も作るだろうなと早い段階から思っていましたが、なんか想像以上にすごいよな。
ローゼマインのためにためらいなく神官長になることを決意し彼女のためだけに完璧に貴族の根回しをして神殿にもすっと馴染んで仕えるハルトムートがとてもすごい。
アーレンスバッハ、フラウレルム先生とかディートリンデ様とか感情だけで動いている小物感がすごいのに、あくまで沈黙をもって背後に控えているゲオルギーネ様が怖すぎる。何を考えて娘の行動を放置しているのか……。
ダールドルフ子爵夫人、やっぱりまだあきらめてなかったか。しんどい展開です。
あの狂信者と言うべきゲルラッハ子爵の息子ながらローゼマインに仕えることを決意したマティアス、彼の静かな決意の場面に涙がにじみました。念には念を入れて行動する熟考型なのが確かにお父さんに似ていて、それがなんかまたぐっとくる。
フェルディナンド様の件は本当に衝撃的だった。
ローゼマインに最後に明かした秘密がまた衝撃的すぎて。でも確かに言われてみれば色々腑に落ちるな……。
家族のようにお互い気遣いあい贈り物を交わすローゼマインとフェルディナンド様。確かに距離が近い。
そしてローゼマインに贈った髪飾りは確かにすごい。え、すごいよ、どう解釈すればいいのか。え、え?
本人同士はあまり何とも思ってなさそうとはいえ、アンゲリカとエックハルト兄様の婚約が解消されたのも地味に応えたので、やっぱりローゼマインとフェルディナンド様は、離れてはいけないのでは……。

Web版第五部途中まで
いつの間にかローゼマインの貴族の側近や家族たちとの間にも、確かな絆や愛情が形作られてきていて、それが色々な難しい局面でひとつひとつ表に出てきて、思わず涙がにじみました。
ライゼガング系貴族のしがらみを飛び越えてローゼマイン本人の味方でいてくれて、エーレンフェストの未来を真っすぐ見据えている側近たちの姿にぐっときたり。
ローゼマインが平民だったことを突き止めてなお彼女の忠実なしもべであり続けるハルトムートにぐっときたり。
あとエルヴィーラお母様とローゼマインの母娘としての会話にも泣きました。
王族をめぐるあれこれから逃れられなくなってしまったローゼマイン。
あえてその道に進んだ動機が、本への情熱ではなく(それも大きいんでしょうが)、フェルディナンド様の危機を救うためだというのが、なんか、心にずしーんときますね。
ヒルデブラント王子は可愛いけれど、ローゼマインへの好意を周囲にどう利用されてしまうのか、不安で仕方ない……。彼のお母様第三夫人は頼れるお人ですが。
ヴィルフリート君との婚約も、まあやっぱりこうなるか……的なことに。彼は彼でとても努力していたのが分かるだけに、なんか、辛いですよね。優秀な兄妹を持つのはしんどいよね。
息子の名捧げとかもうさじを完全に投げちゃってるオティーリエ様がちょっと気の毒。といいつつハルトムートの信者っぷりがもはや和みシーンになっています。
あ、あとダンケルフェルガーのレスティラウト様がまさか求婚してくるとは思わなかったですよ。
でも確かにヴィルフリート君よりはレスティラウト様の方がローゼマインを上手く領地経営に関わらせられるんだろうなと正直思ってしまった。そして意外に妹には弱いところもあって可愛げがありました。

全然書きたりないけれどとりあえず続きを読んできます!
ちなみに現実世界の私は、シュバルツとヴァイスが一瞬で完了させた図書館のお仕事のごく一部がやってもやっても終わらない季節でひーひー言ってます。

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カテゴリ: ファンタジー(西洋風)

タグ: 香月美夜 

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