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『マリア様がみてる~子羊たちの休暇&真夏の一ページ~』今野緒雪 

マリア様がみてる―子羊たちの休暇 (コバルト文庫)マリア様がみてる―子羊たちの休暇 (コバルト文庫)
(2002/12)
今野 緒雪

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マリア様がみてる―真夏の一ページ (コバルト文庫)マリア様がみてる―真夏の一ページ (コバルト文庫)
(2003/03)
今野 緒雪

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コバルトの大人気シリーズ、『マリア様がみてる』。
何年も前に図書館で少しずつ読んでいて途中で放ってあったのですが、しゅうさんのブログの感想を拝見しているうちに、無性に続きを読みたくなってきたので、「大体ここからだったっけ」というのを2冊、新たに借りてきました。
えーと、祐巳ちゃんが「紅薔薇のつぼみ」つまり2年生時代の、夏休み編といったところでしょうか。

ベストセラー、話題作みたいな本って、実際には読んでいなくても「ああ、誰誰がこんなことするお話でしょ?」みたいな感じで、何となくもう分かった気になっているものが、私の場合多いです。
コバルト文庫というジャンルに限って言えば、私にとって、『マリア様がみてる』シリーズは、まさにそんな立ち位置。

コバルト文庫の新刊情報をチェックしていれば、「祐巳ちゃんがお芝居やったんだ」「瞳子ちゃんって複雑な子だったんだ」「祥子さまたち、卒業したんだ」「今度は祐麒君のお話が出るんだ」…みたいな感じで、話の流れは、ものすごく大まかにですが、その都度把握できているような気持ちになってしまうんですよね。というか、今もそうです。

読むのをやめてしまった理由には、他にもまあ、運悪く本を読むことができなかった時期に借りてきてしまって、読めないまま返却してしまい、何となく良くないイメージが私の中に残ってしまったからだとか、色々あったわけですけどね。
私が大好きだった水野蓉子さまが卒業してしまったからとか、瞳子ちゃんが祐巳ちゃんにダメージを与えているのが読んでいてつらかったからとか…もあるかな。

…何だか長い前置きになってしまいました。
2冊とも、今回の私はとっても楽しんで読むことができました。
祐巳ちゃんと祥子さまが、私の記憶に残っているより、ずっと仲良くなっている…心が通じ合っている。
そんな感じが、読んでいてとても幸せな気分を私に与えてくれました。
特に『真夏の一ページ』に関しては、白薔薇姉妹や黄薔薇姉妹の仲良しモードも楽しませてもらえました。

この『マリア様がみてる』シリーズは、やっぱり大人気でネット上の感想もすごくて、私なんかが、今さらリアルタイムでもなく記事を書くのもどうか…という気がするので、簡単な感想にとどめたいです。
というか、シリーズの冊数が多すぎて、やりたい気持ちは十分にあるのですが、一冊一冊の感想書くのは正直ちょっと大変かなー、と。どうせ、図書館から連続して借りてきて、一気に読んでしまうに違いないので。

それにしても、西園寺家のお誕生日パーティーの場面は、良かったです。
祐巳ちゃん、あなた素敵ですよ。
あんな場所で、「おばあさまへお誕生日プレゼントを贈る」ことだけをシンプルに思い、まごころを精いっぱいこめて歌うなんて、そうそう簡単にできることじゃないです。やっぱり祐巳ちゃんは、たまたま見出された平凡でとりえもない女の子、と見えて実はそうではないんでしょうね。
そして、そんな祐巳ちゃんを自然にサポートする祥子さまも格好良かったです。(祥子さまの立場は、どちらかといえば一般人を見下したがるお嬢様たちの方に近いのでしょうに。)
終わった後の甘甘ストーリーも大好き(笑)。

「おじいさんと一緒」では、真美さんに思いがけなくスポットが当てられていて面白かったです。
美奈子さま主役の時代から、なにげに気になっていたんです、真美さんって。あんな人と姉妹になろうなんて思った後輩って、一体どんな子なんだろう、みたいな(笑)。
でも真美さんって、祐巳ちゃんが祥子さまを大好きなのをちゃんと分かっている子だから、行きすぎたことはしないでしょう…と、安心して読めますね。
後、乃梨子ちゃんと志摩子さんの仲も初々しくて良いです。

花寺学園のお話は、私の頭の中では一向につながらないのですが(何より柏木さんがどんなことしたのか、ほとんど覚えていない…)、何だか面白そうですよね。
あくまで姉の良きサポート役の祐麒君…どんな学校生活送っているんでしょう。

本当に、びっくりするくらい長期にわたってシリーズが出ていて(私が高校1年生のころからすでにシリーズは存在していて、未だに新刊が出ている!)、読むのにも時間がかかりそうですが、これから少しずつ図書館で借りて読んでいけたら良いな。
個人的に言うと、今野緒雪さんには、『夢の宮』シリーズも出してほしいです。こちらはほとんど読了していて、大好きなシリーズなので。正統派少女小説風味の良質なロマンス、もっと堪能したいです。


昨日「レポート一区切り」の記事に拍手下さった方、どうもありがとうございました♪

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カテゴリ: コバルト文庫

テーマ: 少女小説 - ジャンル: 小説・文学

タグ: 今野緒雪 

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