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ようこそいらっしゃいました。すてきな書物と美味しい食べ物をどうぞ。

イメージが結ぶ100の言葉と100の本(その7) 

また間があいてしまいました。回答その7です。

061 「魔法」からイメージする本は?
『西の魔女が死んだ』梨木果歩/新潮文庫他
「魔法」というよりは、「魔女」という言葉で、この作品を選んでみました。
もう何年も直接読んでいないので、記憶が曖昧なのですが、ラストには涙しました。

『ラピスラズリの王冠』川瀬夏菜/白泉社花とゆめコミックス
川瀬さんの異世界モノ、魔法使いモノの世界設定は、どこか近代的だったり軽いノリだったりして、本格的ファンタジーとはいえないのかもしれませんが、これはこれでありかなーという感じで、素直に楽しめます。
彼女の魔法使いのお話では、これが一番好きです。自分に劣等感を持ちつつも、大切な人のためにめげずに頑張るミエルが大好き。ラディも大好き。可愛い成長物語&ほのかな恋愛モノです。

062 「ロボット」からイメージする本は?
『OZ』樹なつみ/ジェッツコミックス
「ロボット」ではなくて「サイバノイド」でしたっけ。
ラストの19の行動がもたらした結末は、感動で震えてしまいました。麦畑のシーンがぱあっと広がるのが美しいです。
この漫画を高校1年生の頃に読んで、漫画への認識が180度変わりました。

『ブギーポップ・シリーズ』上遠野浩平/電撃文庫
これも「ロボット」ではなくて「合成人間」?
このシリーズは、好きなんですが、いまいち理解に苦しむ部分も多いので、あんまり深くは語れない…
高校生の頃、ちょっとしたブーム(?)になって、友達に借りたりして読みました。当時は、電撃文庫はまだ新しいレーベルだった気がします。
『VSイマジネーター』とか『パンドラ』とかが、割と好みだったかなあ。

063 「神」からイメージする本は?
『月の森に、カミよ眠れ』上橋菜穂子/偕成社
荻原規子さんの『勾玉三部作』を読んだ後に手に取った、古代日本における神と人との交流の作品ですが…ラストが全然違って、ショックを受けたというか、呆然となりました。
キシメは、一体どういう選択をするのが正しかったの?

『イティハーサ』水樹和佳子/ハヤカワ文庫
これも、古代日本が舞台の、神と人のお話でしたっけ。
細部まで丹念に織り上げられた、素晴らしい漫画でした。
ラストは、なんかもう…何とも言えない気分になった覚えがあります。

064 「幽霊・妖怪」からイメージする本は?
『ふたり』 赤川次郎/新潮文庫
これって、「幽霊」と言っても良いんでしょうか…?
ふたりの姉妹の交流が、読んでいて何だか好きでした。でも家族って、色々難しいですよね。ままならないことだらけです。

『ささらさや』加納朋子/幻冬舎文庫
サヤみたいな女性と、赤ちゃんのユウスケを遺して死ななくてはならなかっただんな様、心残りだっただろうなあ。そりゃあ、幽霊になってでも助けにいきたくなりますよね。

065 「絵画」からイメージする本は?
『ライオンハート』恩田陸/新潮文庫
一話一話のはじめに、美しい絵画が挿入されている小説でした。ストーリーにも絵にもうっとり。

『エマ』森薫/エンターブレイン
漫画なのですが、まるで絵画作品のように、ひとこまひとこまが丁寧に描きこまれていて、圧倒されてしまいました。ヴィクトリア朝に生きる、大勢の人々の息づかいまでが、リアルに伝わってくるかのようです。
表紙カバーとか、すみずみまで手が込んでいて、すごいの一言。

066 「音楽」からイメージする本は?
『はるかな空の東―クリスタライアの伝説』村山早紀/小峰書店
中学生時代、吹奏楽部でサックスを吹いていた頃に、図書館で読みました。この作品に出会ったのが、私がファンタジー好きになったきっかけのひとつだと思います。
「魔法」よりも「音楽」が救いになるという世界観が、当時の私にはぴったりはまったんです。
美しくて強さと弱さを併せ持った水晶の歌姫・サーヤ・クリスタライア、ゲーム大好きでさばけていて、でもとっても勇敢な魔法使いのお姉さん・ハヤミさんなんかは、今でも憧れの女性です。

『グラスハート』若木未生/集英社コバルト文庫
「音楽」というものにかける、朱音ちゃんたちのひりひりと焼けつくような熱情が、かなり印象的でした。
『イデアマスター』読まなければ…

067 「パソコン」からイメージする本は?
『RDG―レッドデータガール はじめてのお使い』荻原規子 /角川書店
泉水子ちゃんが、学校のパソコンを壊してしまったシーンが、印象に残りました。

『夢のような幸福』他 三浦しをん/新潮文庫
リンゴ一族としをんさんとのやりとりは、本当に笑えます。
ちなみに私の高校生時代、パソコンで文芸部の小説を書いていたころは、誰もワードの使い方を教えてくれる人がいなくって(当時は、学校でパソコンのことなんてほとんど教えてもらえなかった。)、ヘルプをクリックすると登場するイルカを頼りに、孤独に頑張って打っていました。

068 「遺伝子」からイメージする本は?
『勿忘草の咲く頃に』沖原朋美/集英社コバルト文庫
育世が語った遺伝子のお話が、不安をあおる伏線でした。
これって悲恋もの?それでも、ラストにはかすかな希望がともされたのが救いでした。
イラストも端正で、雰囲気たっぷり。

『彼氏彼女の事情』津田雅美/白泉社花とゆめコミックス
シリーズの後の方で明かされてきた、有馬一族の闇の連鎖。親子って…ときに悲劇なんだなあ。

069 「進化」からイメージする本は?
『西の善き魔女』荻原規子/中央公論社
完全なおとぎ話風味の異世界ファンタジーかと思いきや、SF的な要素も盛り込まれていたお話でした。
何が「進化」かと言われても、はっきり答えられないんですが…(汗)。イメージです。

070 「証明」からイメージする本は?
「森には真理が落ちている」(『美貌の果実』収録)川原泉/白泉社文庫
「証明」かと言われると、ちょっと微妙かもしれないですが。
「昔何があったかなんてもはや知る必要はない よって冬の仮説は棄却される」賢くて、のほほんとしていても、人生の哀しみもそこはかとなく知っている霙さんのモノローグは、川原さん作品の中で一番泣けます。

回答を考えていたころはまだ読んでいませんでしたが、青木祐子さんの『恋のドレスと聖夜の求婚』の、「持っているすべてのカードをかけて、証明します」の部分も、強烈に印象的でした。

「その7」のアップにこんなに間があいてしまったのは、タイミングの問題の他に、回答に苦労する質問が割と多かったからです。
「ロボット」とか「遺伝子」とか「進化」とか「証明」とか…ひねりだすのが大変でしたよ(笑)。


昨日と今日「出版情報その他」、「ブレッドシーズン4~四葉のクローバー~グリーンティーシュガー~」の記事に(2回)拍手下さった方、どうもありがとうございました♪
コメントも下さった方、ありがとうございました!お返事は追記に。


>しまさん
本当ですよねー。お祝い事にぴったりそう。少しでも上手く成形できるように、練習しようかな(笑)。
あ、「抹茶シュガー」という品があるのではなくって、自分で抹茶とグラニュー糖を混ぜ合わせて作ったのを使ったのですよ。ややこしくて申し訳なかったです…
しまさんは、食べ物の記事にいつも嬉しくなるコメントを下さるので、本当、記事を書く励みになっております!
ずうずうしいですが、今後ともよろしくお願いします♪
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カテゴリ: イメージが結ぶ100の言葉と100の本

テーマ: お気に入りの本 - ジャンル: 本・雑誌

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