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ようこそいらっしゃいました。すてきな書物と美味しい食べ物をどうぞ。

レイヴンの日記&王子様の仕立て屋 

コバルト文庫では今、夏のフェアを実施中のようです。
伯爵と妖精』と『ヴィクトリアン・ローズ・テーラー』の書き下ろしはぜひ読みたかったので、どうしたものか…と思っていたところ、結構前から気になっていた『鏡の国の女王陛下』がフェア対象本だったので、ちょうど良いなと思って購入してきました。

『鏡の国の女王陛下』はまだ読んでいませんが(今はちょっと、新シリーズを読み始める余裕がなくって…他シリーズの未読本を消化したら読みたいです)、小冊子はさっそく読みました。
本当に「小冊子」で、形態はうっかり乙女ちっく通信と間違えてしまうくらいささやかなものでしたが、どちらも甘く優しいミニストーリーでした。

以下、ミニな感想(とよぶのもどうか…と思うくらいささやか)。

「レイヴンの日記」(『伯爵と妖精』)

レイヴン、きみは本当に本当にニコが大好きでたまらないんだね…という感想がすべてです(笑)。
それにしても、飛び魚みたいなネクタイって、どういうネクタイなんでしょう?
子猫になつかれているニコが、なんだかおかしかった。

最後のエドガーとレイヴンのやりとりは、お気に入りです。
なんだかんだ言ってニコの気持ちもレイヴンの気持ちもきちんと分かっていて、ふたりの友情をあたたかく見守っているエドガーは、やっぱり「イブラゼル伯爵」なんだなー、みたいな。

アシェンバート伯爵家の平和な日常は、なぜか、どれだけ読んでも飽きずに楽しめます。
雑誌の最新号の短編も良かったなあ。うっとり。


「王子様の仕立て屋」(『ヴィクトリアン・ローズ・テーラー』)

『恋のドレスと月の降る城』の後日譚、スコットランドの宿屋に滞在しているクリスとシャーロックのひとこま。
シャーロックのイヴニングコートを、フロックコートに仕立て直すことになったクリス。

うわあ、嬉しい!こんなお話が読めるなんて!こういうのを読みたかったんです私。

身分の差も闇のドレスも全く関係のない、本当に普通の恋人同士のふたりのやりとりが読めて、頬がゆるみっぱなしでした。
お互いの知らなかったところをひとつ、またひとつ発見して、それが、なんだかとっても嬉しくて、しあわせで、ますます好きになって。

ラストのやりとりは、クリスの仕事を思えば、まさか、(一応伏せてみる→プロポーズ)…と早とちりしてしまいかねなかったです(笑)。

それにしてもこのふたり、それから一体どれだけ宿屋にいたんでしょうね…?


この冊子、なんだか小さくてうっかりなくしてしまいそうなので、気をつけねば(笑)。

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カテゴリ: 『ヴィクトリアン・ローズ・テーラー』シリーズ

テーマ: 少女小説 - ジャンル: 小説・文学

タグ: 伯爵と妖精  ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 

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