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『夏目友人帳 第4巻』緑川 ゆき 

夏目友人帳 4 (花とゆめCOMICS)夏目友人帳 4 (花とゆめCOMICS)
(2007/08/04)
緑川 ゆき

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『夏目友人帳』シリーズ第4作目。

以下、各話語り、いきましょう。

第十三話 春に溶ける
雪うさぎ、な、なんて可愛らしい…それでいてつぶらな瞳で「三代先まで祟ってくれよう」なんて台詞を吐いているのが、妙に違和感がなくて、面白いな(笑)。
けれども玄は、これまで出てきた妖を思い返してみても、とりわけ優しいイメージの妖だった気もします。外見の影響もあるのかもしれないけれど。
悪霊に転じてしまった翠と、自分で決着をつけようとする玄のふたりのお話は、人間として、言葉にできないというか…。
塔子さんがこしらえた、ごく普通のすぐに溶けてしまう雪うさぎと添い寝する玄のシーンが、私的に印象に残りました。

第十四話 夏目、温泉へ行く
名取さん、相変わらずうさんくさいけれどいい人だなあ(笑)。
妖に気を許して優しさを与えてしまったが故に騙されて危機に陥った夏目を、それ以前に彼がやはり優しさを与えて救った妖が恩返しに助けにきたお話の展開が、とても好きです。世の中のすべてに情けをかけていたら生きていけやしないのが現実ではあるけれど、すべてにおいて疑心暗鬼になることは、あまりにも悲しいですからね。

第十五話 桜並木の彼
巳弥と八坂さまの関係が、何だか好きです。
巳弥は、外見はかなり不気味だけれど、八坂さまだけでなく夏目にも優しい妖で、お花を愛している姿も好感が持てました。
夏目の力を吸い取っていく絵という、設定的にはホラーなお話のはずだったのですが、実際に読んでみるとさほど怖くはありませんでしたね。むしろ花の美しさの方が印象深い。

特別編1
子狐さん、可愛らしすぎる…!すべてがいじらしくて可愛い。
すっかりなつかれている夏目が微笑ましすぎました。ニャンコ先生も面白いな。
いつか再登場してくれると、嬉しいです。

特別編2
「ひとりで生きていきたいなあ」と妖が化けた猫を抱いてつぶやいている幼き日の夏目に、思わずうるっときてしまいました…(涙)。
私自身、子どものころ同級生に上手く馴染めなかったときに、ちらりですがこんなことを願った記憶があったので、心を読み当てられたようで、ぎくりともしました(苦笑)。
この話に出てくる妖、良い奴だなあ…夏目を思いやる気持ちにほろりときました。
今の夏目が、優しい人たちに囲まれていて、本当に良かったなあと思えました。

特別編3
ふふふ、ニャンコ先生、やっぱり好きよ(笑)。
この妙な愛きょうは、どこからくるのかなあ。

うーん、個人的には、2巻目、3巻目の方が、好みなお話が多かったかな。この巻ももちろん良かったですけれど。
特別編の子ども時代の夏目が、一番印象に残りました。


昨日「パンプキン・プチマルグリット」(2回)、「『フィーメンニンは謳う 全2巻』山口美由紀」の記事にそれぞれ拍手下さった方、どうもありがとうございました♪

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カテゴリ: 漫画・白泉社

テーマ: 漫画 - ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 緑川ゆき 

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