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ようこそいらっしゃいました。すてきな書物と美味しい食べ物をどうぞ。

手紙の昔のものがたり 

この間、部屋の整理を部分的に行っていた際に、これまで自分がいただいたお手紙も、少し分類、整理をしてみました。

面倒くさがりなもので(汗)、とりあえず表面だけを見て、私宛の住所、氏名の筆跡のみで判断して、ぱぱっと選り分けてみたのですが、裏面をひっくり返さずともすべて正確に、それぞれの差出人別に仕分けができたので、自分でもちょっとびっくりしました。

筆跡とか、封筒のなんとなくの雰囲気とか、その人らしさが、自然にあらわれるものなのだなあ…と、改めて、ちょっと感心。
富山の友人からの手紙に、チューリップがきれいに咲いている切手が貼ってあったりして、そういうちょっとした心づかいが、なんだか嬉しかったり。

郵便物の手紙の他にも、中学生時代に、部活の後輩とやりとりしていたメモのような手紙とか、いただいたプレゼントに添えられていたメッセージとか…懐かしいものを見つけるたびに、それに込められた思い出にひたってしまって、ついつい、時を長く過ごしてしまいます(笑)。

手紙と言えば、最近私の家で、テレビ買いかえのために居間の整理をしていたときに、懐かしい本が出てきました。

あじさい寮物語

遠藤みえ子さんという方の児童書『あじさい寮物語』全三巻のシリーズの内、第2作目。
この本は、多分中学生のころに、図書館で借りてきたのが出会いだったかな。
はじめて出会ったのは、イラストレーターさんも違うハードカバーの本だった気がします。当時の私としてはかなりお気に入りでした。(正直言うと、ハードカバー版のイラストの方が好みだったのですが…苦笑。)

高校生になって、あこがれの女子寮生活をおくるようになったヒロインが、学校や寮で起こったあれこれを、親しい人への手紙で書きつづっていく形式で、お話が進んで行く感じです。
現代日本版『あしながおじさん』に近いのかも。氷室冴子さんの『クララ白書』といい、紺野キタさんの『ひみつの階段』といい、寄宿舎もの女の子のお話って、私的に大好き。単なる女学校ものも大好きですが。

ヒロインは、元気いっぱいでお茶目で皆に愛される素敵な女の子で、でも実は、結構シビアな境遇だったり。
彼女が高校一年生の時点でお話は終了するのですが、このままでは高校を卒業するまで学費がもたない感じだった記憶があるんですよね…。
「ああ、ゆきちゃん(ヒロインの名前)は、これから一体どうなるんだろう…」と、読んでいた私はずいぶん心配していたものです。続きがどうなるのか、読みたくてたまらなかった。
あの頃の私は、本が作家さんによってどうやって書かれるのか、出版されるのか、よく分かっていなかったので、図書館で探しまくれば、続きも見つかるんじゃないかなあ、とか、ずっと期待し続けていたような気がします。
人間関係の難しさとか、結構苦味のある展開もあるのですが、基本的に、友情や淡いロマンスや、明るくてあたたかい気持ちになれる物語。

ひとつこの2巻だけ発見できたわけですが、確かに私、この2巻目が、一番好きだったかも。
ヒロインの初々しいロマンスを、読者共々あたたかく見守って読んでいけるこの雰囲気が、きゅんときます…(笑)。

かなりどうでもいいのですが、ヒロインの苦手科目の数学を教えている、ちょっぴり怖い先生、私が高校生になってお世話になった数学の先生のおひとりと、雰囲気がなんだか似ているんですよね(笑)。

なんだかまた色々と語ってしまいました。
おかしいですね、今日は、単なる日常の記事のはずだったのに、いつの間にか本の感想記事めいてきましたよ…


あじさい寮物語〈1〉―白いカーネーションの秘密 (講談社 青い鳥文庫)あじさい寮物語〈1〉―白いカーネーションの秘密 (講談社 青い鳥文庫)
(1998/04/15)
遠藤 みえ子

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読む人がすてきに楽しい気持ちになれる手紙を書けるのって、憧れます、本当。

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カテゴリ: 日常色とりどり

テーマ: 日記 - ジャンル: 日記

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