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ようこそいらっしゃいました。すてきな書物と美味しい食べ物をどうぞ。

漫画の話題とか 

早いもので、地震から、一週間…。
引き続き、テレビや新聞、ネットで伝えられる現状には、ただただ、言葉を失うばかりです。
いったん外へ出ると、ぽかーんとするくらい、ごく普通の平和な世界が広がっていて。
毎日切り替えが上手くできません(笑)。

地震があった11日、私は実は『夏目友人帳』の感想(こちら)を、PCに向かい合って書いている途中でした。
この辺の揺れも怖かったですが、まあ震度3の揺れでしたので、twitterのTLを見て皆さまの地震ツイートでびっくりしてテレビをつけなければ、気づかずにそのまま感想を書き続けていたかもしれません。
その場合、一昨日書き足してアップした感想と比べれば、別物になっていただろうな。
繊細なお話だからなあ、『夏目友人帳』は。

私本人には、11日に途中まで書いていた文と一昨日書いた文、やっぱり違うなーと読み返していて分かるのですが…他の方にはどう読めるのかな。まあどうでも良いんですけれど(笑)。

なんというか、ここ最近は、いつもにまして、あたたかく優しく心和むお話が読みたかったです。
剛しいらさんの『神が眠る国の物語』シリーズとか、ひたすら読んでいました。
後は、お気に入りのお話の、再読とか。


ところで、私は谷川史子さんの作品を少しずつ集めて読んでいるのですが、発売されたばかりの2冊も、今日読みました。
特に『他人暮らし』収録の読み切り「秋雨」が、心に印象的でした。

他人暮らし (クイーンズコミックス)他人暮らし (クイーンズコミックス)
(2011/03/15)
谷川 史子

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私、『万葉集』時代の夢の考え方(一応ネタばれだと思うので明言はひかえますね)って、ずっとロマンティックで素敵だなあとは思っていたのですが、実際の所、いまいちぴんときていなかったんです。
考えていると、頭の中がこんがらがってしまって(笑)。
その考え方が、今回のこのお話を読んでみて、はじめて、心にすとーんときました。

今の私をとりまくあれこれが、読んでいてぎゅーっと胸に迫ってきて、読み終えて、涙がこぼれました。

同時に、この2月に亡くなったばかりの母方の祖父の本棚にも『万葉集』の古い本があったなと、思い出しました。
幼いころはさっぱり興味なしでしたが、高校時代前後に古代史もの小説や漫画を好むようになり、また大学に入り日本語学で万葉仮名等を学ぶようになった私は、しだいに祖父の『万葉集』を、きらきら憧れの眼差しで見つめるようになりました。
いつか祖父と『万葉集』の話もできたら良いなあと、ちょっぴり思っていたのですが…二度と叶わぬことになりました。
磯辺さんの姿に、若き日の祖父を重ね合わせて、少し空想してしまいました。

『吐息と稲妻』も、切ないお話が多めでしたが、良かったです。

吐息と稲妻 (りぼんマスコットコミックス クッキー)吐息と稲妻 (りぼんマスコットコミックス クッキー)
(2011/03/15)
谷川 史子

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最後のお話「春追い」のラスト、本当にほっこり。男の子の表情とガッツポーズ、それをこっそり見守っている女の子がとても良いなあ。


昨日、それぞれの記事に拍手下さった方々、どうもありがとうございました♪

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