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ようこそいらっしゃいました。すてきな書物と美味しい食べ物をどうぞ。

『恋のドレスと翡翠の森』おまけ感想 

相変わらず読み返し続けてはひたっています、『恋のドレスと翡翠の森』。
もう一週間読み返していますが、あきませんねえ。素敵過ぎ(笑)。
今日の記事は、本体の記事に書き切れなかった、個人的にお気に入りな名台詞・思わず笑ってしまった台詞等をずらずら書き連ねてみたものです。
本体の感想は、こちら

またよろしければ、追記よりどうぞ♪


序盤、クリスとパメラの散歩の会話シーンにて。

「威厳をもっていれば自然にそうなるんだって。威厳って何かしら?」
「食べられないことだけは確かね」 (12頁)

―パメラの切り返し方がいかにもらしくて好きです。

「それにしても、あんたが、男のあしらいかたを覚えようとするなんてね」
パメラはおかしそうに笑い、クリスははにかんだ。
「覚えても、実際は、うまくできそうにないけど…」
「そんなことないわよ。シャーリーをしっかりあしらってるじゃないの」 (27頁)

―これは笑いました。
た、確かにその通りだよクリス…。本人ばかりは分かっていないのがまたかわいいなー!


オジー・ハウスの応接間にてのシャーリーとパメラの会話シーン。

「もし結婚できなくても、あたしはあんたを恨んだりしないわ。結婚前に手を出したら殺すけどね」 (40頁)

―やっぱりパメラ、強っ!(笑)


その後、ようやくクリスと逢えたシャーリー。

「素敵なドレスだ。ちょっと胸元が開きすぎているけど」
「ブリジットが選んだの。似合わない?」
「似合いすぎて困る。とてもきれいだ。ほかの男の前では着ないでくれ」 (45頁)

―シャーリー、ややこしいことを言って純情なクリスを混乱させるんじゃないよ!(笑)
ま、美しすぎる恋人を持つ男は、苦労が絶えないですよね…。


リルちゃんも呼んで、楽しいピクニック。

「…あいつが来たら、一気にうるさくなるな。いっそ、エドゥアルドがいればいいのに」
「エドさまですか?呼びますか?」
「言ってみただけだ」
アントニーがなんとなく顔を輝かせて言うのに、シャーロックはそっけなく答えた。 (47頁)

―アントニー分かりやすくて相変わらず不憫…。
不憫と言えば、今回の(というか今回も)イラスト、アントニーの姿があとがき以外にどこにもない…。
ローレンスも、あのいけすかないジェファーソンも、それぞれ2回ずつ登場しているのに!


シャーロックとクリスのちょっとした対決の後で。

「わたし、ずっとあなたのことを好きでいていい…のかな」
クリスはためらいながら、小さな声で言った。
「いいよ」
このまま抱き上げて、ひざの上に乗せたい、という衝動をシャーロックはこらえた。
そういうことをしたがる男の気持ちが、はじめてわかる。 (84頁)

―クリスかわいいーかわいいです!
シャーロックの気持ち、すごく良く分かります(笑)。


今度はジャレッドとシャーロックの会話シーンにて。

「ばかばかしい話だ。親か恋人かなんて、どちらかを選ばなきゃならないようなものじゃない。
コーヒーか紅茶ならどちらかに決めなきゃならないが、ローストビーフとアイスクリームなら、両方あっていいんだ」 (102頁)

―これまでのシリーズの「シャーロック・ハクニール名台詞集」の中で、確実に五本の指に入るレベルの名台詞。
こんなたとえ、シャーリーじゃなければ絶対思いつかないよ…。ひー、おかしすぎる(笑)。
本人は大まじめらしいのがまた笑いを誘います…。ジャレッドも苦笑してますね(笑)。
いつも影があって重ためなクリスとリンダの話が、シャーロックの大らかさとおかしみのおかげで、大分明るく救われている気が。

「イアン医師はおおらかな男性で、僕も尊敬してますよ。しかし、夫にするならアントニーの方が幸せになれると思いますね」
「あいつは酒癖が悪いぞ。からまれる方はたまらん」 (108頁)

―イアン先生とアントニー、ジャレッド評はそんな感じなのね…。私的には、アントニーはもちろん、イアン先生でもきちんとパメラを幸せにしてあげられると思うのですが(笑)。
それにしてもアントニーって『聖者は薔薇に~』のとき以外にも、落ち込むたびに、酔っ払ってはシャーリーにからんでいたんでしょうか…。
まあそれくらいは受け止めてやらなきゃですよねシャーリーは。普段のアントニーの献身さを思えばね!


クリスとアルフレイド氏の対決シーンのラスト。

「―私から、ただひとりの息子を奪わないでください。彼は私が育てた。私の未来であり、希望なのです」
「誰からも、人の心を奪うことはできません」 (194頁)

―ああ、これはアルフさんの本心なんでしょうね…。
クリスの言うとおりだとは思いますが、簡単には割り切れませんね。
こんなアルフさんの台詞をうけとめて悩んでもなお、シャーロックのプロポーズを受けたクリスの決意が、とても貴いものだと思うのです。


ついに「薔薇色」へ帰ることになったクリスとパメラ、こっそり待ち合わせしていたシャーリー。

「すまないな。きみも乗せていってやりたいんだが、ふたり乗りだから」
シャーロックはクリスの手をとり、かたわらに抱きよせながら言った。
「心にもないこと言わなくていいわよ」 (272頁)

―まったくですシャーリー。(笑)

「わかってるわ。あんたにもお世話になったわね、ありがとう。クリス。ブリジットの言ったことを覚えてるわよね。いろいろ気をつけるのよ」
「うん。シャーリーがいるから大丈夫よ」
クリスが言うと、パメラはちょっとだけ困ったようにほほえんで、列車に乗った。 (273頁)

―ブリジットが具体的に何を言ったかは書かれていないけれどなんとなく推測はつきます(笑)。
分かってないクリスがやっぱりかわいらしい。
パメラもなんだかんだでシャーリーを以前よりも信頼して認めているのが伺えるようで、それもなんだか良いシーン。


後、本体の感想で抜き出した、エピローグのシャーリーもやっぱりとても好き。
きりがないので抜き出しませんでしたが、クリスとシャーリーのラブラブな場面はもちろんどれもお気に入りです!幸せいっぱいでたまらないです。
主役二人以外なら今回は、クレアとローレンスのラストのシーン、後フローラとアンディの会話シーンもお気に入り。
そんな中でもベストはやはり、プロポーズの一連のやりとりですねーうんうん。
読み返すごとに何とも言えないものがこみあげてきてじたばた…(笑)。


―今回の新刊も、本体の感想込みで、たくさん書いてきましたねー。
ふー、相変わらず自己満足な記事ですが、大好きなお話のことを思いきり書きつくすことができて、とっても楽しかったです(笑)。
お付き合いくださったあなた様、どうもありがとうございました♪♪


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カテゴリ: 『ヴィクトリアン・ローズ・テーラー』シリーズ

タグ: ヴィクトリアン・ローズ・テーラー  青木祐子 

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