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ようこそいらっしゃいました。すてきな書物と美味しい食べ物をどうぞ。

『星よみの予言者』川瀬 夏菜 

星よみの予言者 (花とゆめCOMICS)星よみの予言者 (花とゆめCOMICS)
(2008/07/05)
川瀬 夏菜

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ちょっとしたプレゼント企画で(遅すぎ…)、川瀬夏菜さん作品の中でも特にお気に入りのこの作品の感想を少し、考えてみました。
小国セシエの元占い師で、刺客として大国ディネに送り込まれた少女・ティアと、暗殺に失敗し生きる希望をなくしたティアを救った側近頭、リイスのお話です。

占いによる運命は絶対で、変えられるものではなくて、けれどもやっぱり自分で実際に行動することで、それを変えてゆきたい…

私はこういうお話を読むと、現実の世の中で上手くいかないことばかりでも、希望を持って前向きに行けば少しでも良いことはあるはず、ささやかでも自分で自分の幸せは作れるはず…という気分になって、ふっと楽になることができるような気がします。

生きることをあきらめていたティアが、「運命は変えられる」という信念を持ったリイス達とともに働いているうちに、どんどん変わっていき、前向きな感情を持てるようになっていくのが読んでいてとても嬉しくなりました。

私がこの作品で好きなのは、食べ物が重要なアイテムになっているところ。

特に、ティアがリイスからはじめてもらった報酬「おまんじゅう」。彼女がこれをもらった時の驚き、喜びが本当にダイレクトに伝わってきたように思いました。
甘いお菓子は、時にどんなお薬、なぐさめの言葉よりも、疲れをいやしてくれるもの。

他にも食べ物を食べているシーンはいくつか出てきますが、どれもなごみます。
川瀬さんは、他作品を読んでいても思うのですが、本当に食べることが好きでいらっしゃるのでしょうね。

本当にさりげなく匂わされているだけの、ロマンスの部分も好きです。

「―おとぎ話のようにはいかないか」
このシーン、1箇所。

だからこそ、「一緒に生きる」という約束に、2人の関係に無限の可能性が広がっているような、不思議な読後感があるように思うのです。
(ごめんなさい、私が思ったことがどうしても上手く表現できません…)

後はやっぱり、可愛らしい和風ファッションも大好きです♪ティアは、セシエの衣装よりもこちらの方が断然似合っています。

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カテゴリ: 漫画・白泉社

テーマ: 少女漫画 - ジャンル: アニメ・コミック

この記事に対するコメント

no subject

こんにちは!!
・・・あれ? 私、昨日コメントを記入したはずなんですけど、
消えてますね・・・もしかして、弾かれてたのかな?
す、すみませんでした・・・!!
せっかくのプレゼント企画だったのに、TBだけ送っちゃうなんて
失礼な形になってしまったこと、お詫び申し上げます。
あれ? 私の力作コメントは一体どこへ消えたんだろう…(えー。

気を取り直して、もう一度よろしいでしょうか。
まずはプレゼント企画、どうもありがとうございました!!
すごく嬉しくて、何度も読み返してしまいました。

>ささやかでも自分で自分の幸せは作れるはず…という気分になって
そうなんですよね!! 苦難に負けず前に進むのってホントに辛いんですけど、
この作品からは悲壮感よりもその力強さが伝わってくるところが素敵なんですよね~。
伝えられたものを自分の力に変えられるように私も頑張ろう、って思えるところが好きですw

>私がこの作品で好きなのは、食べ物が重要なアイテムになっているところ
ものすごく、「らしい」ですねw
私は意外と食が細くて、よく母親に「生命力が足りない!」と怒られます(笑)。
なので、ティアが食べ物を美味しそうに食べるのを見て、
この子はきっと生命力に溢れる子なんだろうなって思ってたんです。
なので、この感想には「うんうん」と肯いてしまいました。

なんていうか、リイスとティアは、恋愛ももちろんですが、
それを上回る尊敬みたいな気持ちが強いところが大好きで、
私は惹かれてたんだと思います。
二人には、幸せでいて欲しいですよね・・・w

今回は本当にありがとうございましたw
これからもどうぞ宜しくお願いいたします!!

URL | りる #e2xIBKiE
2009/06/17 13:46 * 編集 *

Re: no subject

> りるさん
コメントありがとうございます。

あら、コメント下さっていたのですか…!
二度手間をおかけしてすみませんでした。私が何がしか重大な手落ちをしていたのかも…知識がないのでさっぱりです(汗)。お手数かけます。

こんなのでプレゼントになっていたのかどうか疑問ですが、まずは、どういたしまして♪です。

>悲壮感よりもその力強さが伝わってくるところが
そうなのです。この作品に感じるのは、何より「生きることへの力強いエネルギー」です。
先日の『コバルト風雲録』にも少し関連させるならば、虚構の世界だからこそ、読者にそのメッセージがより心に響くようになっているのではないですかね。(分かりにくい…)

>食べ物が重要なアイテムになっているところ
…そう、「らしい」でしょう(笑)。これは私のような人間が書くべきところだと(勝手に)考えたので、書いてみました。
実際は私も、けっして量を食べられるわけではないんです。油っぽい食べ物を大量に摂取するのは特にだめ。だから私、実は名古屋名物・みそかつやひつまぶしなどまともに食べたことがありません…
言ってみれば、量が食べられないからこそ、「美味しくて質の良いものを少し食べたい」欲求が人一倍強くて、こんなに食べ物のことばっかり考えているようになったのかもしれません。

でも、そうかあ。食べることは、まさしく生命力のあかしですね。
だからこの作品は、こんなに食べ物のシーンが多いのですね。

>それを上回る尊敬みたいな気持ちが強いところが
確かに、お互いをうやまい合うというか、何か厳かな感情が、伝わってくるように思います。
2人はきっと、これからどんな未来になろうとも、幸せですよ♪

けれども、大好きな作品の感想って、本当に難しいですね。
りるさんを本当に尊敬します。
こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします。

URL | fallclover #-
2009/06/17 20:06 * 編集 *

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