Admin   *   New entry   *   Up load   *   All archives

ようこそいらっしゃいました。すてきな書物と美味しい食べ物をどうぞ。

私的本の情報メモ(4月) 

早いもので梅に続いて桜もちらほら咲きはじめでしょうか。
なかなか寒暖の差がはげしい日々が続きますね。
私自身も週末ちょっと体調を崩してしまってしんどかったです……食欲がないと日々の楽しみが減ってしまうのでつらい。

さて来月の新刊購入予定メモを。

『保健室の影山くん 2』天乃忍 4月5日

『復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる 1』あき 4月

『夢の雫、黄金の鳥籠 11』篠原千絵 4月10日

『続・烏丸御池のお祓い本舗』望月麻衣 4月12日

『茉莉花官吏伝 三』石田リンネ 4月13日

『かくりよの宿飯 八 あやかしお宿が町おこしします。』友麻碧 4月13日

『アンと教授の歴史時計 3』もとなおこ 4月16日

『後宮の烏』白川紺子 4月20日

『シェアハウス金平糖北千住 1』ふじもとゆうき 4月20日

『コレットは死ぬことにした 10』幸村アルト 4月20日

『サトコとナダ 3』ユペチカ 4月


何か抜けていたり間違っていたりしたらごめんなさい。
盛り上がりが特に気になるのは『かくりよの宿飯』シリーズでしょうか!『浅草鬼嫁日記』の最新刊で、津場木家の呪いについて言及もありましたし。そうか、津場木家だから、「椿」なのか。と今更葵ちゃんのかんざしのことに思いをはせる。
完結巻らしい『アンと教授の歴史時計』も、白川紺子さんの中華風新作も、オンライン小説コミカライズのあきさんのまんがも、コレットとハデス様の仲の行方も、みんなみんな楽しみです~!!
あとは小田菜摘さんの富士見L文庫、久賀理世さんの新作もちょっと気になっているところです。
新刊を読むのをたのみに、来月乗り切ってゆかねば。


ここ何日かそれぞれの記事に拍手くださった方々、どうもありがとうございました♪

カテゴリ: 新刊メモ(月別)

『京都寺町三条のホームズ9 恋と花と想いの裏側』望月 麻衣 




『京都寺町三条のホームズ』シリーズ第9弾。
一月になり大学にも慣れてきた葵だが、修行中の清貴とはなかなか会えない日々。
清貴の修行先・伏見の老舗酒造で起こった家宝の徳利紛失事件、そしてほぼ同時期に、香織が所属するフラワーアレンジメントサークルで葵が直面した先輩達の仲違い。
二つの出来事の裏には、それぞれ切ない想いが秘められていて——。


『京都寺町三条のホームズ』の新刊!!待ちわびていました。ようやく読めました。
今回は特に事前でネット版をごく一部しか読んでおらず大部分まっさらな状態で読むことになったので、内容に関するハラハラドキドキ感もひとしおでした。
(ただそのごく一部の既読分がここでそうくるかーー!!と読んでいて叫びそうになりました。かなり盛り上がりました。)


結論から申し上げますと、今回も最初から最後までめっちゃ楽しかったです!!
サブタイトルにもあるように、清貴君と葵ちゃんの主役カップル、そしてサブキャラたちのロマンスが随所にちりばめられていて、お花や和歌や骨董品や美しく雅な小道具も随所で光っていて、ときめき度満載でした。
今回はシリアスな事件ネタは控えめで、よりロマンス面に重きが置かれていたように感じました。
この歳になっても甘々少女小説を愛好している私としては、今回のこの盛り上がりようはたまらなかったです。ふふふ。

遠距離恋愛でも葵ちゃんと清貴君はちゃーんとラブラブで、読んでいて微笑ましく幸せでたまらなかったです。
なかなか会えない寂しさを募らせ葵ちゃんが見せた涙にぐっときました……。清貴君の「尊い」、私も分かる(笑)。
一方途中で円生がとんでもない爆弾を落としていきました……わあ、これは一体どういうストーリーにつながっていくのやら。
その後の秋人さん話で彼の屈託のない明るさと友情にだいぶ救われて楽しく読めました。


ではではさっそくここからネタバレ交じりの感想です~。
長くなってきたので追記にたたみますね。


その前に、コミックス版の書影も、ぺたり。



-- 続きを読む --

カテゴリ: 日常のお話

タグ: 望月麻衣 

『コンビニたそがれ堂 小鳥の手紙』村山 早紀 




『コンビニたそがれ堂』シリーズ第七弾。
大事な探し物がある人がたどりつけるという風早の街の伝説のコンビニたそがれ堂。
幼い日に不思議な手紙のやりとりをした女性、ねここが出会った困り顔の優しい少年、そして星野百貨店ゆかりの少し前の時代の少年たち。
春の街を舞台とした二話と、『百貨の魔法』番外編の計三話収録。


村山早紀さんの『コンビニたそがれ堂』シリーズの、待っていましたの新刊でした。
続きを一日でも早く読みたいと待ちわびるというよりは、ふと新作の便りを目にして、あの世界の物語がまた読めるのね、嬉しい、とぽっと幸せな気分が胸にゆっくりひろがるような。

早い春の今の季節にぴったりな、花の香りがするやわらかくて優しい物語、三編でした。
シリーズの中では気持ちボリュームは薄めでしょうか、さらさらと優しくきれいな文章でつづられていて、どのタイミングでもとても読みやすく上質の幸せ感が得られます。
またシリーズの中では気持ちダークさが控えめで明るく幸せなイメージがおもてに出てきて、いいですね、春ですねえ。
個人的にはシリーズ一巻目にイメージが近かったかなと思いました。

『雪柳の咲く頃に』
淳君のお人好しさ優しさが際立っていて、読んでいてきゅっと胸が痛いくらい。
あのタイタニックのお話のたとえをした少女の気持ちも分かります。ただその無邪気なたとえ話に自分自身縛られてしまった淳君が、ちょっとかわいそうでしたけれど。失恋の下りもせつない……。
こんな優しいいいこになぜこんなにかわいそうなことばかり降りかかるのか、とやるせない気分になってきたところで、ねここ登場。
淳君に対しては頼れるお姉さん的なポジションのねここ、格好良かったです!
そして鮭のおにぎりおいしそうです。コンビニたそがれ堂の配達販売ってまた胸をくすぐる設定ですね。
そのあとの壺の魔人とねここのやりとり、ねここ、強い!!さすがです。お腹壊さなかったかな。
雪柳の花も、花の名前も、美しいですよねえ。よいものです。
たばこ屋のおじいさんの愛情にもほろり。

『小鳥の手紙』
結婚を控えて幸せな若い女性が主人公の優しい春の物語。ささやかな幸せで満たされているこういうお話もいいものです。
幼い日の千花さんの不思議な手紙のやりとり。ラストまで読んでほわりと心温まりました。
千花さんと婚約者さんの馴れ初めエピソードもなんだか好き。手紙のやりとり、空に羽ばたく小鳥のつばさ、千に散る花々、なんというかひとつひとつのイメージの重なり合いが素敵です。新天地の蛙の島と不思議な手紙のやりとり、おとぎ話なイメージがまとまっているのもよい。千花さんは蛙好きの王子様に見初められたお姫様みたい、とか少女小説の読みすぎかな(笑)。
ところで千花さんがアップルパイとコロッケパンを買いに行ったパン屋さんは、例の三日月パン屋さんなのかしら。
違うとしても同じ町の人々に愛される同業者として、お店同士馴染みではあるんだろうな、きっと。と勝手に想像してみる。

『百貨の魔法の子どもたち』
星野百貨店のデパ地下のパティシエさんが主役……素敵な設定!(きらり)
冒頭からシュトーレンの美味しそうであたたかな描写にやられてしまいました。
そして瑛太少年と想少年のかつての物語へ。
あの思い出エピソードはそうか、ここにつながっていたのか!!
ふたりの少年の、塾の先生へのひたむきな思い、優しさと勇気と友情がぎゅっとつまった、一夜の冒険譚。
奇跡の猫とコンビニたそがれ堂のコラボ。なんというか、豪華ですね!!ふふふ。
大人たちも伝説や奇跡を心のどこかですまわせている風早の街が、やっぱり素敵だなあ。
シュークリームやレモンパイやマドレーヌや、今となってはどこか懐かしいお菓子がどれも美味しそうで心惹かれました。
シュークリームというと未だに『やまんば娘、街へいく』に出てきた、膨らみ損ねたシュークリームにクリームをふわっと、の描写を、思い出さずにはいられないです。あれを読んでいたのがまさに中学生の私でした。

あとがきを読んでいて、村山先生、それほどに大変な時期を過ごされていたとは……。
そんな中で、こんなに優しくて温かな物語をこの世に作り上げてくださって、ひたすらに感謝を申し上げることしかできないです。
これからもずっと応援させていただきます。


この一週間くらいにそれぞれの記事に拍手くださった方々、どうもありがとうございました♪

カテゴリ: 村山早紀さん

タグ: 村山早紀 

『砕けた月を瓶に詰めて』感想(Unnamed Memory) 

ここ数年来ずっと追っかけファンしているno-seen flower 様のMemoriae シリーズ、新作同人誌がまた出ました。わーい!!
さっそくお取り寄せです。

『砕けた月を瓶に詰めて』
かつて読んだことのあるみじかいお話『月蝕』の、前日譚ということで。
薄めの本でしたが、とても胸に残るものがあるお話でした。
三人で過ごしたひとときは幸せで美しくてきらきら輝いていて、どんな結果になってもその幸福な日々は真実で。

今回もまた、記事の追記以下にネタバレ感想を少しばかり収納いたします。
シリーズ全体にわたってネタバレ全開なのでご了承くださいませ。


-- 続きを読む --

カテゴリ: Memoriae シリーズ

タグ: no-seenflower 

2月の読書メーターまとめ 

気が付けば三月。ひなまつり!
春の嵐のような不安定なお天気の一日でした。
梅の花もちらほら咲いていますねえ。良い香り。

さて先月分の読書メーターまとめをいつもの通りに追記より。

ブログに書いていない作品で特に良かったもの
小説  『リセアネ姫と亡国の侍女』『かがみの孤城』『ヴィシュバ・ノール変異譚』『落ちぬ椿』以下知野みさきさんの作品
まんが  『とりかえ・ばや』『キナリの星屑』

感想を書ききれませんでしたが先月も良い作品をたくさん読めて良かったです。
『リセアネ姫と~』はWebで読んで大好きだったお話なのですが、やっぱり好きだ~!!(叫ぶ)なろうさんの方のサリアーデ王国シリーズ三作目もようやく読んできました。リセとティアの主従コンビもかわいいしエレノアも大好きだったので嬉しかった。
『ヴィシュバ・ノール変異譚』は十代のころおススメしてもらって気になっていたものの当時すでに絶版で読めず……という状態だった作品。古き良きコバルトファンタジー風味少女小説という感じで期待を裏切らない満足感が得られました。続きも読んでいこう。
『とりかえ・ばや』は大団円で沙羅が幸せになれて本当に良かったです!最後まで華麗な平安時代のラブロマンスを堪能できました。
『キナリの星屑』はどことなく羽海野チカさんの『ハチミツとクローバー』を彷彿とさせるというか、学業(芸術系)に恋に頑張る少年少女は良きものです。
知野みさきさんのお江戸ものを何作か読んでみて頭の中がにわかお江戸モードに(笑)。
女の人が自分自身で身をたてて頑張っている姿がよいですね!ロマンスもあり読みやすい作風で好きです。

ここ何日かにそれぞれの記事に拍手くださった方々、どうもありがとうございました♪

-- 続きを読む --

カテゴリ: 読書メーターまとめ(月別)

私的本の情報メモ(3月) 

毎日寒さで凍えている間に、気が付けば二月も残り少なくなってきました。
梅もちらほら咲きはじめて明るい時間も長くなってきて、少しは春の気配が感じられるようになってきたでしょうか。

という訳で、来月の新刊購入予定メモメモ。

『コンビニたそがれ堂 小鳥の手紙』村山早紀

『世界でいちばん悪い魔女 5』草川為 3月5日

『かげきしょうじょ!! 5』斉木久美子 3月5日

『おいピータン! 17』伊藤理佐 3月13日

『京都寺町三条のホームズ(コミック)』秋月壱葉 3月12日

『京都寺町三条のホームズ9』望月麻衣 3月15日

『浅草鬼嫁日記4 あやかし夫婦は君の名前をまだ知らない』友麻碧 3月15日

『恋するアクアリウム。』竹岡葉月 3月15日

『令嬢エリザベスの華麗なる身代わり生活 2』江本マシメサ 3月15日

『おちくぼ 5』山内直実 3月20日

『純真を歌え、トラヴィアータ』古宮九時 3月23日


なんだかとってもたくさんありますねえ……!!お財布が軽くなりそうで心もとないですがどれも楽しみでほくほくです。
なんといっても『京都寺町三条のホームズ』の新刊ですかね!
今回からは事前にWebで掲載話を読むことなく完全なる書きおろしを読めるわけで、今からホームズさんと葵ちゃんのふたりの仲が気になって気になってしかたありません……。そしてコミックスも発売で二重に楽しみ。
『浅草鬼嫁日記』の新刊もタイトルが意味深で気になって仕方ないし、『コンビニたそがれ堂』の新刊も期待大ですし、あとここには書いていないオレンジ文庫の新作もいくつか気になってるのがあります。
どれだけ読めるかですね。
別れと出会いの季節で実生活もなかなか慌ただしくなりそうですが、楽しみな本を支えにして乗り切りたいです。


この一週間くらいにそれぞれの記事に拍手くださった方々、どうもありがとうございました♪

カテゴリ: 新刊メモ(月別)